ノート:国鉄ヌ100形客車

最新のコメント:21 日前 | トピック:既存の記述内容が、当時の資料とあっていない | 投稿者:Osakanataro

既存の記述内容が、当時の資料とあっていない 編集

1951年3月に最初の1両が落成し、同年12月から翌1952年(昭和27年)1月にかけて4両が増備された。当初は貨車に分類されて車掌車のヨ7000形(ヨ7000 - 7004)とされたが、1952年3月にトキ900形改造の増備車が登場する際に客車(暖房車)に類別変更され、ヌ1000形に改称された。

資料を確認すると、1951年6月時点で ヌ1000になる予定があったらしい

1951年2月 車輛工学 20(2)(197) 「車種改造 ~ 4)暖房車に改造5両、5)簡易暖房車に改造40両 ~」「4は電化区間における列車暖房用暖房車であり、5は北海道などの寒冷地における後部からの送気用暖房車で後部緩急車を兼ねたものである。~これは昭和25年度に5両が改造され、減車による種々な試験的な使用が行われる予定」

1951年6月 車輛工学 20(6)(201) 「昭和25年度に次のような性能をもつ簡易暖房車5両を試作し、札鉄3両、旭釧鉄へ各1両配備し試用することとなった。」「なお、この車の改造前がワフ25000形式車でもあったので、形式としては初めての"ヌ1000形式"を"ヨ7000形式"と改められた。」

1951年10月 車輛工学 20(10)(205)「(予算が足らないので)簡易暖房車40両の改造計画を15両程度に削減する」

1951年11月 車輛工学 20(12)(207)「今度当地区に昭和25年度簡易暖房車の新製5両の指定があり、この第1号車が本年3月23日札局苗穂工場で落成したので、この性能試験を同月の28日29日の2日間にわたり施工した」

1952年12月 車輛工学 21(12)(220) 「トキを簡易暖房車に改造 40両」「たね車はトキ900形式車が使用されることとなると思われるが、これが一部の鋼材利用で形は全面的な改造となる。」

1953年7月 車両と電気 4(7) 「鋼製二軸車は現在簡易暖房車 ヌ1000形式だけで、従ってその範囲も10~999とされた。」

1955年8月 車輛工学 24(8)(250) 熱気暖房器ウエバストヒーターの構造作用ならびに取り扱いについて(上)

 簡易暖房車の代替

1956年2月 国鉄線 11(2)(81)写真で見る業務知識 客車暖房

 マヌ34,マヌ69, ヌ100,ヌ600の写真がある

1958年4月 車輛工学 27(4)(282)北海道(札幌)の列車暖房について 「この3年間実施してきた 排気作業省略列車実施上の効果を見ると、下記のものがあげられる~ 4)簡易暖房車運転送気の全廃による経営の合理化」「2)簡易暖房車を据付汽缶および竪型ボイラー代用に使用でき、以下の場所に配置した。~計7両」

1962年 日本の客車 : 写真で見る客車の90年4ページにわたり暖房車の写真あり、また紹介文面あり

Osakanataro会話2024年4月9日 (火) 10:01 (UTC)返信

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