この記事は現在のところ、「大きな学力」を標榜する一部の考え方に偏って記述されている印象がある。 「学力」とは、自立して存在するものではなく、ある「目的」に従って組織された「評価」という行為の結果として測定される指標である。したがって、「学力」について定義し、その諸相を記述するにあたって重要なことは、特定の「学力」が、いかなる「目的」によって、どのように「測定」されるかを分析することではないだろうか。

  • 現に「学力」が、どのように「評価」され、どのような「目的」に奉仕してきたのか。
  • その批判として、「学力」をどのような「目的」に照らして、どのような「評価方法」によって測定することが求められてきたか。
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