ノート:後藤英友
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連座制について
編集連座制適応可能性がある公職選挙法違反で最高裁判決確定まで議員辞職しなかったことについてノートで書かせていただきます。
後藤英友の出納責任者の選挙違反事件は以下の経過をたどりました。
- 2009年9月30日 逮捕
- 2009年10月21日 起訴
- 2010年1月28日 熊本地裁 有罪
- 2010年4月13日 福岡高裁 有罪
- 2010年7月29日 最高裁 有罪確定
でも、過去に連座制適応可能性がある選挙違反で逮捕または起訴された場合、多くの場合は国会議員は最高裁判決が確定するまでに失職しているんですよね。国政では、1996年衆院選に和歌山3区で自民党公認候補として立候補して比例近畿で復活当選した野田実が連座制適応で1998年11月に失職したことがあったのが最後です。
2009年9月から2010年6月まで民主党代表であり首相だった鳩山由紀夫はかつて自民党国会議員の連座制について以下のように語っていました。
- 2005年衆院選で当選した松本和巳自民党衆議院議員(千葉7区立候補)の連座制選挙違反で一審有罪判決を受けて議員辞職
鳩山幹事長は冒頭、出納責任者が公職選挙法違反の罪に問われた責任を取って、松本議員が議員辞職したことへの見解を問われ、「当然だと受け止めている」と語った。
- 2007年参院選で当選した小林温自民党参議院議員(神奈川県立候補)の連座制選挙違反で起訴を受けて議員辞職
辞任は当然 鳩山幹事長が小林自民党参院議員の辞任を受け記者団に
鳩山由紀夫幹事長は4日夕、党本部で、小林温自民党参院議員の議員辞職を受けて、「辞任は当然。むしろ出納責任者が逮捕された段階でお辞めになるべきだった」とコメントした。
一方で2009年衆院選で当選した民主党衆議院議員は違いました。連座制の適応可能性がある選挙違反違反が出てきた後藤英友(熊本3区立候補)や小林千代美(北海道5区立候補)は選対幹部の逮捕どころか起訴や一二審有罪判決が出ても、議員辞職という「当然」のことをすぐにしませんでした。
小林千代美は国会閉会してから2010年6月に政治資金規正法で労組幹部が一審有罪判決になったことの責任を取る形で議員辞職しました。
後藤英友は松本和巳や小林温とは違い、連座制の公職選挙法違反の裁判で最高裁判決まで国会議員職にしがみ続けました。2010年7月現時点で連座制適応になると確定したわけではありませんが、もし連座制適応による失職が確定すれば選対幹部の最高裁判決まで議員職にしがみ続けたのは1998年11月の野田実以来12年ぶりということは記述したほうがいいと思います。--経済準学士 2010年7月30日 (金) 13:40 (UTC)