ノート:斉白石

最新のコメント:14 年前 | 投稿者:Kaznov17

細かいことですが、斉白石の読みは、図録「橋本コレクション 中国の絵画」(渋谷区立松濤美術館刊 昭和59年)では「さい はくせき」となっています。他の資料では、「せい はくせき」というのも確認してます。どっちが正しいのか? あるいはどちらでもいいのかもしれませんね。--萬卯 2010年3月8日 (月) 14:11 (UTC)返信

は、「せい」と読むのが良いと思います。斉を「さい」と読むようになったのはと混同した結果で、本来は「せい」と読むべきだと思います。『新選漢和辞典』では、斉の読みは、「せい、さい、し」の3つが示されていますが、「さい」のときは、斎に同意とあります。白川静の『常用字解』では、斉の読みは、「せい」しか示されていません。また同書で斎を調べてみると、「斉」の省略形と「示」とを組合わせた形で、示は、祭りのときに使う机の祭卓とあります。よって、斉と斎は意味が違いますので、あえて斉を使う場合は「せい」と読むのが自然だと思います。以上がにわか知識の理屈ですが、私の周りではみな、「さい はくせき」と言ってます。私も「せい はくせき」には違和感を覚えますが、これは斉藤と斎藤の読みを区別しない慣用によるものと思います。理屈が勝るか、慣用が勝るかは分かりませんが、とりあえずここでは理屈を推したいと思います。--岡部碩道 2010年3月9日 (火) 03:03 (UTC)返信
なるほど、そういうことだたんですね。斉と斎は違う漢字と初めて知りました。漢字は奥が深いですね。ありがとうございました。--萬卯 2010年3月9日 (火) 05:32 (UTC)返信
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