ノート:朝倉泉

最新のコメント:18 年前 | 投稿者:こいつぅ

以下は削除前の記事についてのノートの内容です。--こいつぅ 2006年5月3日 (水) 13:11 (UTC)返信

削除依頼問題

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Wikipedia:削除依頼/朝倉泉」ですがセンシティヴな問題で、異論はあろうかと思いますが、とりあえず、叩き台として私見を論じてみたいと思います。実名がいくつか出て参りますので、一つひとつ検証を試みます。
  • 記事名となった実名について
  1. 「後の検証から、計画性のある故意の殺人でなく、偶発的なものだったことが分かっている」とし、故殺ではなかったと明記されている。
  2. 「開成高校生絞殺事件」との比較にまで言及している。
  3. 「センセーショナリズムに乗って報道された」と社会的影響について記述あり。
  4. 「『遺書』や『殺人シナリオ』は、虚実いり混じったものとして理解することが必要である」と注意事項を明記。
  5. 本多勝一の著作が「少年とその事件に同情的な立場を貫いている」と指摘、本事件の社会的意味を示唆する記述になっていること。
  6. 法学上異論があるものの、現行法の刑法230条2項が、虚偽の事実でない限り、名誉毀損罪とならないと定めていること。
  7. 実母による著作が公刊され、遺族の立場から実名を用いていること。
  • 朝倉和泉『還らぬ息子 泉へ』中央公論社、1980年10月、ISBN 4120009645 [1] / 中公文庫: 1983年1月、ISBN 4122010780 [2]
  • 朝倉和泉『死にたいあなたへ』中央公論新社、1981年10月 [3]
以上により、顕名が不当であるとは考えられません。
  • 祖父の実名について
  1. 著名なフランス文学者・フランス語学者であったこと。
  2. 事件の性格・背景・社会的影響を説明するための要素となっていること。
などにより、これも顕名が不当とは言えないのではないでしょうか。
  • 実母のペンネームは、上述の著作刊行から顕名が妥当と思います。
  • また、祖母(被害者)や実父の実名が書かれていない現在の版は、これらの点につき十分配慮されたことを示す証左ではないかと考えます。
したがって、「存続」が妥当だと思料いたします。
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