ノート:植物相
植物相の初版を、翻訳に拠ることへの議論。
編集履歴と英語版を、閲覧させて頂きました。大変に、建設的な、ご苦労を積み重ねて、翻訳が進行している旨、痛み入りました。
※あたしの英語力では、Wikipedia(en)を単独で読みこなせるだけの、読解力は有りません※
ところで、素朴な疑問が、ございます。
確かにヨーロッパの植物相に関する基礎研究の蓄積は、アジアの大学より、(学問としての)自然史の時代の学業蓄積が大きく、(帝国主義時代の価値観問題を別とすれば)成書が翻訳されるのであれば、心から祝福したいものです。
ただ、今回は、百科事典の記事の記述編纂であり、近年では、日本でも自然史の見直し=自然誌博物館などの建設などは行われているのですが。
現在日本の大学では、植物相と言う単語(或いは概念)は、自然地誌(地史)分野と、植物生態学的分野、或いは、動物・微生物との係わり合いと言う意味で環境科学的な生態学で、取り上げられていて、あたしの大学での勉強でもその体系だったのです。
これらの成果を総合する事で、著作権の問題から逃れつつ、多面的で中立性のある記事は書けないのでしょうか?
掲載記事が切磋琢磨されて、往々にして一番良く出来た文章(資料)である事も多いWikipwdiaではありますが、
何故、英語版の翻訳が初版となり、英語力と生物学・環境科学・地理学に及ぶ教養が有る方々が、大変な苦労が払われて翻訳されて、
上記の、日本の大学と博物館の成果を基にしながら、Wikipedia(ja)の植物相原稿の記述編集上奏は、出来なかったのでしょうか?
思わず、残念さを感じたので、思わず、この文を書き記して仕舞いました。
先輩諸兄姉や、泰斗各位の、解説、御啓示を頂ければ、うれしく思います。--みぃにゃん 2011年6月21日 (火) 16:26 (UTC)
- 自然科学系の執筆に、マンパワーが圧倒的に不足しているという現れと、残念ながら認めなければならないでしょう。 --Maxima m 2011年10月10日 (月) 14:44 (UTC)
翻訳終了
編集2007年9月以来、翻訳途中のタグが貼られたままになっていましたが、ひとまずリンクを英語版などに修正して翻訳終了とします。 --Maxima m 2011年10月10日 (月) 14:44 (UTC)
phytochorion = floristic region = 植物区系
編集- White (1983: 37) は "floristic regions (phytochoria)" としており、両者は同義として扱う事が可能。
- "phytochorion" (複数形: phytochoria) を直接日本語訳した例は未確認(日本の雑誌である『植物研究雑誌』第78巻第2号110頁 (2003年)の英語記事中に見られるのみ)であるが、floristic region を「植物区系」と訳した例は環境庁『日本の自然環境』1982年、10頁 (全249頁) などに見られる。
- 従って、"phytochorion" を「植物区系」と和訳する事は誤りではないと考えられる。--Eryk Kij(会話) 2023年3月4日 (土) 02:26 (UTC)