ノート:機体

最新のコメント:14 年前 | トピック:歴史の節について | 投稿者:Penn Station

歴史の節について 編集

歴史の節でヴィカースの大圏構造がいかにも歴史的に重要な構造であるみたいに読める点が違和感がありまして、変更案を作ってみましたがいかがなものでしょうか

航空機の機体に求められる特性は、強度が十分にあって、軽量であることであり、耐候性や製作のしやすさなども考慮される。木材は軽量であって、加工のしやすいことから初期の航空機の構造材として用いられ、金属ワイヤーで張力を加えて構成されることが通常であった。合板をつかった木製モノコック構造や金属管でフレームを構成した航空機が続き、第一次世界大戦で活躍したフォッカー機は金属フレームを溶接構造にすることにより、多くの名機を生んだ。全金属機はユンカースによって実用化が始まり、独特のジュラルミン波板外皮構造が採用された。1920年のロールバッハ飛行艇が金属桁に薄板を張り、金属薄板により張力を負担させる応力外皮構造を採用し、全金属機の標準的な構造となった。飛行船の構造に源を発し、イギリスのビッカースが採用した構造材をカゴ状に構成する大圏構造は、被弾に強かったが、性能のよい航空機の構造とはならなかった。木製機は、旅客機のように長期間使われる用途では使用されなくなるが、戦時の量産性の高さから軍用機の分野では第二次世界大戦でも用いられた。ソビエトでは防弾鋼板を追加するかわりに、鋼板を構造材として用いる襲撃機Il-2が量産された。第二次世界大戦後は、超音速機の材料に耐熱性に優れるチタン合金が用いられることもあり、比強度に優れるCFPRの採用がすすむことになった。Fuusenn 2010年3月28日 (日) 07:26 (UTC)返信
Fuusennさん、はじめまして。変更案をご提示いただき、ありがとうございます。記事の改善提案は大歓迎なのですが、上記変更案を具体的には既存のどの部分(どこからどこまで)と差し替えるご意向なのか、教えていただけますでしょうか?なお私は航空機に興味はあるものの特別詳しい訳ではありませんので、素人目線でおかしなことを発言するかもしれませんが、予めご了承いただければと思います。なお、もし可能ならですが、変更するなら英語版にも反映させられればいいですね…。--Penn Station 2010年3月28日 (日) 08:50 (UTC)返信

ええ、すいません。難しいネタで、機体というタイトルで機体の構造の話なのか、飛行機の歴史の胴体に関する部分なのか微妙で、どうまとめていいか分からないのでノートに書きましたし、まだどうすればいいといえるほど整理されていません。Fuusenn 2010年3月28日 (日) 09:53 (UTC)返信

さらに、とりあえず個人的に機体の歴史に登場させたい航空機の候補です。

  • ドゥペルデュサン・モノコック・レーサー・・・木製モノコック構造の胴体が特徴で第1回のシュナイダー・トロフィー・レースに優勝し、いくつかの世界記録を樹立した。
  • アルバトロスD.I・・・合板パネル製のセミモノコック構造の胴体を持っており、これは当時の主流であった布張り箱型の胴体よりも軽量かつ強靭で、また空気力学的に洗練された形に整えるのが容易であり第一次世界大戦の初期に活躍した。
  • ユンカース J.1・・・フーゴー・ユンカースが設計した全金属機、1915年1月12日に初飛行した。.
  • ツェッペリン E 4/20・・・アドルフ・ロールバッハの設計した応力外皮構造の飛行艇。
  • フォード・トライモーター・・・フォッカー機の金属化、性能的にはたいしたことはなかった。
  • カーチス・コンドル・・・アメリカの木金混合構造の旅客機、木製翼の破損による事故を起こし旅客機の全金属化の契機となる。
  • ボーイング246・・・近代的な全金属製旅客機のはじまり
  • I-15・・・ソビエトの最初の全金属製戦闘機
  • La-5・・・ソビエトの活躍した木製戦闘機の一つ。
  • デ・ハビランド モスキート・・・イギリスの活躍した万能機。
  • デ・ハビランド コメット・・・ジェットエンジンにより繰り返し高空を飛行することにより金属疲労をおこして連続事故をおこす。
  • SR-71・・・全体81%がチタン
  • MiG-25・・・マッハ3近くを狙った戦闘機、ニッケル鋼が多く使われていた。

Fuusenn 2010年3月28日 (日) 13:18 (UTC)返信

ご返答ありがとうございます。状況は理解いたしました。個人的には、個々のコンポーネントに関する詳細(特に技術面)はそれぞれの記事で行えばよいので、本記事では「機体」全体として達観できるような内容(エポック・メイキングな出来事を主とした歴史中心?)にすべきかな、と思っております。例えばen:Fuselageもそのうち訳そうかなとおもっておりますが、「胴体」に関する詳細はそちらに記述した方が良さそうです。私はほぼ門外漢ですので、Fuusennさんの方でお考えがまとまりましたら(そうでなくても随時)、またお知らせいただければ幸いです。他に詳しい方からのコメントがあればいいですね。--Penn Station 2010年3月29日 (月) 06:47 (UTC)返信
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