浮気成金』(No, No, Nanette) は、1930年アメリカ合衆国プレ・コード期のテクニカラーによるミュージカル・コメディ映画

浮気成金
No, No, Nanette
監督 クラランス・G・バッジャー
脚本 ハワード・エメット・ロジャース (adaptation)
ベアトリス・ヴァン (dialogue)
製作 ネッド・マリン
出演者 アレクサンダー・グレイ
バーニス・クレア
ルイーズ・ファゼンダ
音楽 ヴィンセント・ユーマンス(作曲)
オットー・ハーバック(作詞)
アーヴィング・シーザー(作詞)他
撮影 ソル・ポリト (テクニカラー)
製作会社 ファースト・ナショナル・ピクチャーズ
配給 ファースト・ナショナル・ピクチャーズ
公開
  • 1930年1月3日 (1930-01-03) (NYC)
  • 1930年2月16日 (1930-02-16) (US)
  • [1] ([1])
上映時間 98分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $418,000[2]
興行収入 $1,451,000[2]
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クラランス・G・バッジャーが監督し、ファースト・ナショナル・ピクチャーズよりリリースされた[3]。オットー・ハーバックとフランク・マンデルによる戯曲『ノー・ノー・ナネット』の映画化である。『ノー・ノー・ナネット』はハリー・フレイジーのプロデュースおよび演出によるブロードウェイで人気の舞台で、321回上演された[4]

ストーリー 編集

聖書出版業の大富豪ジム・スミス(ルシアン・リトルフィールド)は非常に倹約家のスー(ルイーズ・ファゼンダ)と結婚している。2人は後見人としてナネット(バーニス・クレア)を上品なレディに育て上げるのに熱心である。ナネットはニュージャージー州アトランティックシティで何か楽しみを見つけようとし、トム・トレイナー(アレクサンダー・グレイ)に言い寄られる。

経済的に大変余裕のあるジムは3人の女性の支援者となることにするが、この善意がトラブルを引き起こす。友人で弁護士のビル(バート・ローチ)に、徐々に女性たちを遠ざけるように手配してくれるよう依頼する。スーと、ビリーの妻ルシル(リリアン・タッシュマン)は女性たちの存在を知り、それぞれの夫が女性たちと浮気をしているものと思い込む。

ジムとビルは真相を明かし、妻の許しを得る。ナネットとトムは困難を乗り越え、結婚を決める。

キャスト 編集

楽曲 編集

フィルム 編集

2015年のジョージ・イーストマン博物館による書籍「The Dawn of Technicolor, 1915-1935」によるとBFIナショナル・アーカイブスに部分的ではあるが35mmのナイトレートフィルムが160フィート保存されている。

興行収入 編集

ワーナー・ブラザースの記録によると、アメリカ国内で$839,000、国外で$612,000の興行収入があった[2]

評価 編集

関連項目 編集

出典 編集

  1. ^ No, No, Nanette - American Film Institute Catalog(英語)
  2. ^ a b c Warner Bros financial information in The William Shaefer Ledger. See Appendix 1, Historical Journal of Film, Radio and Television, (1995) 15:sup1, 1-31 p 10 DOI: 10.1080/01439689508604551
  3. ^ No, No, Nanette (1930)”. 2021年7月23日閲覧。
  4. ^ No, No, Nanette (1930) - Trivia - TCM.com”. 2021年7月23日閲覧。

外部リンク 編集