ノー・ノー・ナネット (1940年の映画)
『ノー・ノー・ナネット』(No, No, Nanette)は、1940年のアメリカ合衆国のミュージカル映画。
ノー・ノー・ナネット | |
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No, No, Nanette | |
監督 | ハーバート・ウィルコックス |
脚本 | ケン・イングランド |
原作 |
『ノー・ノー・ナネット』 『浮気成金』 |
製作 |
ハーバート・ウィルコックス メリル・G・ホワイト(副プロデューサー) |
出演者 |
アンナ・ニーグル リチャード・カールソン ヴィクター・マチュア ローランド・ヤング |
撮影 | ラッセル・メティ |
編集 | エルモ・ウィリアムズ |
製作会社 | Suffolk Productions |
配給 | RKOラジオ・ピクチャーズ |
公開 | 1940年12月13日 |
上映時間 |
96分 126分 (カナダ オンタリオ) |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $570,000[1] |
興行収入 | $940,000[1] |
1919年の演劇舞台『ノー・ノー・ナネット』、1930年の映画『浮気成金』を基にし、イギリス人のハーバート・ウィルコックスが監督した。
RKOスタジオでアンナ・ニーグルとウィルコックが制作した複数の映画の1つとなった。1943年、ウイルコックスとニーグルは結婚することとなった[2]。
ストーリー
編集魅力的な女性であるナネットは、大富豪の叔父ジミーの数々の女性問題を解決する。一方でナネットはミュージカル・コメディ・プロデューサーと若いアーティストの間で揺れ動く。
キャスト
編集- ナネット:アンナ・ニーグル
- トム・ギルスピー:リチャード・カールソン
- ウィリアム・トレイナー:ヴィクター・マチュア
- ジミー・スミス:ローランド・ヤング
- スーザン・スミス:ヘレン・ブロデリック
- ポーリン・ヘイスティングス:ザス・ピッツ
- キティ:イヴ・アーデン
- スタイルズ:ビリー・ギルバート
- ソニヤ:タマラ
- スティルウォーター親子(二役):スチュアート・ロバートソン
- ベティ:ドロシア・ケント
- レミントン(執事):オーブリー・マザー
- ガートルード(コック):メアリー・ゴードン
- ハッチンソン:ラッセル・ヒックス
製作
編集ヴィクター・マチュアはハル・ローチからRKOに貸し出された[3]。
サウンドトラック
編集- No, No, Nanette — ヴィンセント・ユーマンス(作曲)、オットー・ハーバック(作詞) – アンナ・ニーグル歌唱
- I Want to Be Happy — ヴィンセント・ユーマンス(作曲)、アーヴィング・シーザー(作詞) – アンナ・ニーグル、ロナルド・ヤング歌唱
- I Want To Be Happy – タマラ・ドラシン歌唱
- I Want To Be Happy – イヴ・アーデン歌唱
- I Want To Be Happy – アンナ・ニーグル、リチャード・カールソン歌唱
- 二人でお茶を Tea for Two — ヴィンセント・ユーマンス(作曲)、アーヴィング・シーザー(作詞) – アンナ・ニーグル、リチャード・カールソン歌唱
- 黒い瞳 Ochi Chornya — ロシアのキャバレー・ソング。1879年のフロリアン・ハーマンの『Valse Hommage』op. 21を引用[4]、イェウヘーン・フレビーンカ作詞
評価
編集興行収入
編集作品は人気があったが制作費がかさみ$2,000の赤字となった[1]。
批評
編集この節の加筆が望まれています。 |
出典
編集- ^ a b c Richard Jewel, 'RKO Film Grosses: 1931–1951', Historical Journal of Film Radio and Television, Vol 14 No 1, 1994 p56
- ^ “No, No, Nanette – Film from RadioTimes”. 10 January 2022閲覧。
- ^ Schallert, Edwin (Aug 21, 1940). “Kane to Produce Here; Withers Film on List”. Los Angeles Times: p. 17
- ^ “Hommage-Valse, Op.21 (Hermann, Florian)”. IMSLP/ペトルッチ楽譜ライブラリー. 10 January 2022閲覧。