ハドソン-バーゲン・ライトレール

アメリカの都市鉄道

ハドソン-バーゲン・ライトレール(Hudson–Bergen Light Rail)はアメリカ合衆国ニュージャージー州ハドソン郡で運行されているライトレールである。ニュージャージー・トランジットが運営している。

ジャージーシティ付近

概要

編集

ハドソン川およびアッパー・ニューヨーク湾沿いに走る全長27キロメートルのライトレールである。北からノースバーゲンユニオンシティウィホーケンホーボーケンジャージーシティベイヨンを結んでいる。平日1日当たりの利用客は54,348人[1]。2000年4月に運行開始。その後延伸が重ねられ、2011年1月に現在の形となった。

路線

編集

以下の3路線が運行されている。

  •   8th Street–Hoboken:8丁目駅(8th Street)・ホーボーケン駅
  •   West Side–Tonnelle:ウエスト・サイド・アベニュー駅(West Side Avenue)・トネル・アベニュー駅(Tonnelle Avenue)間
  •   Hoboken–Tonnelle: ホーボーケン駅(Hoboken)・トネル・アベニュー駅(Tonnelle Avenue)間(平日のみ)
 
路線図

運行形態

編集

各路線朝5時から深夜1時まで運行されている。車両は近畿車輛が製造したニュージャージー・トランジット100形・2000形電車が使用されている。

運賃

編集

駅にある券売機で切符を購入し、駅にある刻印機(validators)で乗車前に日時を刻印する。2020年からはスマートフォンでの購入も可能となった[2]

信用乗車方式がとられており、駅に改札はなく、定期的に係員が車内で切符の確認を行っている(切符を持っていないと100ドルの罰金が科される)。

片道運賃は距離によらず2.25ドル(62歳以上の高齢者、障害者、12歳以下の子供は1.05ドル)。

脚注

編集
  1. ^ NJ TRANSIT FACTS AT A GLANCE”. 2021年2月28日閲覧。
  2. ^ NJ.com, Larry Higgs | NJ Advance Media for (2020年7月28日). “At last, NJ Transit riders can finally buy a light rail ticket with a smartphone” (英語). nj. 2021年2月28日閲覧。

外部リンク

編集

公式ホームページ