バイオチップ
バイオチップ (Biochip) とは、DNA、たんぱく質、糖鎖を基板上に多数固定した素子。
概要
編集細胞を基板上に培養して生理学的な活性を再現して合成するタイプや、酵素を基板上に固定して生理学的な機能を分析するタイプのように、複数の種類がある[1]。また、センシングデバイスとしては、糖尿病患者の体内に埋め込んで血糖値を随時計測してインスリンを放出するような用途にも開発が進められつつある。
用途
編集- 分析、診断
- 有用な化学物質の合成
出典
編集- ^ a b “半導体/MEMSが起こす医療革命” (2011年3月16日). 2020年9月9日閲覧。
- ^ “バイオチップの実用化と情報技術への期待”. 2020年9月9日閲覧。
参考文献
編集- バイオチップの基礎と応用 ISBN 4781310796
- バイオチップとバイオセンサー ISBN 4320043715
- バイオチップのはなし ISBN 4526057878
- バイオエレクトロニクス―バイオセンサー・バイオチップ ISBN 4254208421