バラ属の種の一覧

ウィキメディアの一覧記事

本項では、 バラ属の種の一覧について解説する。 バラ属の種の数は諸説あり、一つの種の派生型とみなしそうなほど似通った種もある一方で、同じ種でも派生型同士が別の種かと思うほど著しく違っているものもある。 バラ属の種は少なくとも360以上あるとみられている[1]

亜属または節編集

 
砂漠に生息する野生のバラ、ロサ・ペルシカ英語版

バラ属は4つの亜属に分かれる。

  • フルテミア亜属 Hulthemia(旧名のSimplicifoliaeは単葉を意味する) - 南西アジアに生息するロサ・ペルシカ(R. persica)とR. berberifolia (syn. R. persica var. berberifolia)が該当。いずれもバラ属の中では珍しく、複葉ではなく托葉をもたない種である。
  • ヘスペロードス亜属 Hesperrhodos(学名はギリシャ語で西洋のバラを意味する) - この亜属に属する種としてロサ・ミヌティフォリア英語版ロサ・ステラータ英語版があり、いずれも北アメリカ大陸南西部に生息する。
  • サンショウバラ亜属(Platyrhodon ) - 東アジアに生息するサンショウバラ(R. roxburghii)のみで構成されている。
  • バラ亜属 Rosa上記以外のすべてのバラの種が該当し、さらに11の節に分かれる。
    • モッコウバラ節 Banksianae –中国を原産地とするバラで、白または黄色い花をつける。
    • カカヤンバラ節 Bracteatae –3つの種があり、うち2つは中国に生息し、残りの一つはインドに生息する。
    • イヌバラ節 Caninae –アジア・ヨーロッパおよび北アフリカを原産地とするバラで、ピンクまたは白い花をつける
    • カロリナ節 Carolinae – 白、ピンクまたはより明るいピンク色の花をつけるバラで、北アメリカ大陸全域に生息している
    • コウシンバラ節 Chinensis – 白、ピンク、黄色、赤またはこれらの色がまだらになった花をつけるバラで、中国やミャンマーに生息している
    • ガリカ節 Gallicanae -ピンクまたは深紅の花をつけるバラで、西アジアからヨーロッパにかけて生息している
    • Gymnocarpae – ローズヒップ類と区別するために作られた節。このうち、ロサ・ギムノカルパ英語版は北アメリカ大陸西部に生息する一方、他の種は東アジアに生息している。
    • ナニワイバラ節 Laevigatae –中国に生息。
    • ピンピネリフォリア節英語版Pimpinellifoliae – 白、ピンク、明るい黄色またはこれらの色がまだらになった花をつけるバラで、アジアおよびヨーロッパに生息している
    • ハマナス節またはキンナモメア節 Rosa (syn. sect. Cinnamomeae) -白、ピンク、うす紫、赤紫または赤い花をつける種で、北アフリカを除く世界中に分布している。
    • ノイバラ節 Synstylae –世界じゅうに分布するバラのうち、白・ピンクまたは赤い花をつける種

主な種編集

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ Rosa” (英語). The Plant List. Version 1.1. (2013年). 2016年9月17日閲覧。

外部リンク編集