バーデン・バイ・ウィーン

オーストリアの都市

バーデン・バイ・ウィーン(標準ドイツ語:Baden bei Wien, バイエルン・オーストリア語:Bådn bai Wean / Bodn bai Wean(ボートゥン・バイ・ヴェアン), ラテン語:Aquae Pannoniae)は、オーストリア北東部、ニーダーエスターライヒ州バーデン郡に属する 基礎自治体(ゲマインデ)ウィーンの森の東麓、ウィーンの南約25キロに位置する。単にバーデン(ボートゥン)とも呼ばれるが、他のバーデンと区別するためには、「バイ・ウィーン」(ウィーン近郊の)をつける。

バーデン・バイ・ウィーン
Baden bei Wien
オーストリアの旗
南部の丘から見たバーデン・バイ・ウィーン
南部の丘から見たバーデン・バイ・ウィーン
バーデン・バイ・ウィーンの市章
基礎自治体 (Gemeinde)
位置
バーデン・バイ・ウィーンの位置の位置図
バーデン・バイ・ウィーンの位置
座標 : 北緯48度0分 東経16度13分 / 北緯48.000度 東経16.217度 / 48.000; 16.217
行政
 オーストリア
  (Bundesland) ニーダーエスターライヒ州の旗 ニーダーエスターライヒ州
 郡 (Bezirk) バーデン郡
 基礎自治体 (Gemeinde) バーデン・バイ・ウィーン
地理
面積  
  基礎自治体 (Gemeinde) 26.89 km2 (10.4 mi2)
標高 230 m (755 ft)
人口
人口 (2006年1月現在)
  基礎自治体 (Gemeinde) 25,212人
    人口密度   938人/km2(2,428人/mi2
その他
等時帯 CET (UTC+1)
夏時間 CEST (UTC+2)
市外局番 0 22 52
ナンバープレート BN
公式ウェブサイト : http://www.baden-bei-wien.at/

人口

編集

歴史

編集

ローマ時代から「パンノニアの水」として知られた硫黄泉の湧く温泉地であった。1480年に都市特権を得るが、オスマン帝国による二度のウィーン包囲1529年1683年)に際して破壊を受けた。1813年から1834年にかけて、ハプスブルク家の夏の離宮が置かれた。第二次世界大戦後、1955年までソ連占領軍の司令部が置かれていた。

温泉

編集

温泉は、リウマチ循環器疾患・骨折などの治療に効果があるとされる。ベートヴェンも一時的にここに滞在して、養生したという[1]

ギャラリー

編集

脚注

編集
  1. ^ 旅するドイツ語』2016年12月5日分放送。

関連項目

編集

外部リンク

編集
バーデン・バイ・ウィーン
雨温図説明
123456789101112
 
 
35
 
3
-3
 
 
34
 
6
-2
 
 
49
 
10
2
 
 
55
 
15
5
 
 
62
 
21
10
 
 
70
 
23
13
 
 
67
 
26
15
 
 
60
 
25
15
 
 
57
 
21
11
 
 
42
 
15
6
 
 
52
 
8
2
 
 
41
 
4
-1
気温(°C
総降水量(mm)
出典:ZAMG
インペリアル換算
123456789101112
 
 
1.4
 
37
27
 
 
1.3
 
43
28
 
 
1.9
 
50
36
 
 
2.2
 
59
41
 
 
2.4
 
70
50
 
 
2.8
 
73
55
 
 
2.6
 
79
59
 
 
2.4
 
77
59
 
 
2.2
 
70
52
 
 
1.7
 
59
43
 
 
2
 
46
36
 
 
1.6
 
39
30
気温(°F
総降水量(in)