バーミンガム (クレーター)

バーミンガム (Birmingham) は、の表側にある大きなクレーターの跡であり、月の北部に位置する。かんむり座反復新星(かんむり座 T星)を発見したアイルランドのアマチュア天文家ジョン・バーミンガムにちなんで名づけられた。

バーミンガム
(Birmingham)
バーミンガムの位置(月の表側)
月面座標 北緯65度06分 西経10度30分 / 北緯65.1度 西経10.5度 / 65.1; -10.5座標: 北緯65度06分 西経10度30分 / 北緯65.1度 西経10.5度 / 65.1; -10.5
直径 92 km
深度 1.8 km
月面余経度 日の出時点で13°
由来 ジョン・バーミンガム
GPN識別子 754

バーミンガムは高緯度に位置するため、地球からは低い角度で眺めることになる。バーミンガムの内側には多くの小クレーターがあり、その表面は他の多くのクレーターと比べて著しく凸凹している。周壁はいびつで低く、溶岩で覆われた起伏の激しい土地がバーミンガムの周囲を取り囲んでいる。

バーミンガムは、氷の海のすぐ北に位置している。バーミンガムの東にはウィリアム・ボンドが、バーミンガムの北東にはエピゲネスが位置しており、バーミンガムの北西にはフォントネルが位置している。

従属クレーター 編集

バーミンガムのごく近くにある小さな無名のクレーターについては、アルファベットを付加することによって識別される。

名称 月面緯度 月面経度 直径
バーミンガムB 北緯 63.6 度 西経 11.3 度 8 km
バーミンガムG 北緯 64.5 度 西経 10.2 度 5 km
バーミンガムH 北緯 64.4 度 西経 10.6 度 7 km
バーミンガムK 北緯 65.0 度 西経 13.1 度 6 km

外部リンク 編集