ピアノ協奏曲第3番 (フンメル)

ピアノ協奏曲第3番 ロ短調 作品89は、ヨハン・ネポムク・フンメル1819年に作曲したピアノ協奏曲1821年ライプツィヒにおいて出版された[1]

フンメルはそれまでのモーツァルトの様式に基づくピアノ協奏曲とは異なり、少し先に書かれた「ピアノ協奏曲第2番」とこの曲においてはロマン派音楽の原型ともいえるスタイルをとっている。これは、後のメンデルスゾーンショパンによる形式的な発展の到来を予感させるものである[2]。事実、この曲がショパンの「ピアノ協奏曲第1番」に影響を与えたという指摘もある[3]。この曲はフンメル自身の名技性を誇示するように書かれている。

演奏時間編集

約33分[4]

楽器編成編集

ピアノ独奏、フルート1、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、ティンパニ弦五部[4]

楽曲構成編集

伝統的な3楽章制で書かれている。

脚注編集

  1. ^ Mikio Tao, Works Catalogue of Hummel, [1] (pdf)
  2. ^ MF Humphries, The Piano Concertos of Johann Nepomuk Hummel Dissertation (Northwestern University, 1957)
  3. ^ ショパン全作品を斬る 1830年(20才)”. 2012年11月27日閲覧。
  4. ^ a b Piano Concerto No.3 in B minor Op.89 (Hummel, Johann Nepomuk)”. 2012年11月27日閲覧。

参考文献編集

  • M.F. Humphries, The Piano Concertos of Johann Nepomuk Hummel, PhD Dissertation (Northwestern University, 1957)
  • B.H. Kim, Johann Nepomuk Hummel and His Contribution to Piano Music and the Art of Playing the Piano (University of Rochester, 1967)

外部リンク編集