ピカソ・トリガー/殺しのコード・ネーム

ピカソ・トリガー/殺しのコード・ネーム』(原題:Picasso Trigger、フィリピンでは『Secret Agent 7』という作品名で公開)は、アンディ・シダリスが脚本と監督を務めた、1988年のアクション映画。

ピカソ・トリガー
殺しのコード・ネーム
Picasso Trigger
監督 アンディ・シダリス
脚本 アンディ・シダリス
製作 Arlene Sidaris
出演者
音楽 Gary Stockdale
撮影 Howard Wexler
編集 Michael Haight
公開 アメリカ合衆国の旗1988年2月25日
日本の旗1989年2月18日
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作グラマー・エンジェル危機一発
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「トリプルB」シリーズ第3弾。「ピカソ・トリガー」シリーズとしては、第1作目。

概要 編集

スティーヴ・ボンド英語版をはじめとして、7人ものプレイメイトドナ・スピアホープ・マリー・カールトンロバータ・ヴァスケスシンシア・ブリムホール、キム・マーリン、パティ・ダフェック、そして元プレイメイト・オブ・ザ・イヤーのリヴ・リンデランド)やハロルド・ダイアモンドが出演している。

タイトルの「Picasso Trigger」は、紅海周辺に生息するムラサメモンガラ近縁種であるピカソトリガーフィッシュのことを指す。気性が荒く、劇中では、この世で最も残虐な魚と評されている。

あらすじ 編集

「ピカソ・トリガー」をコードネームとする二重スパイが、高価な絵画をパリに寄贈した直後、何者かに射殺される。この暗殺事件を発端にして、FBI捜査官が次々と消されていく。

捜査官たちを襲っていたのは、前作『グラマー・エンジェル危機一発』(1987年)で弟を殺されたミゲル・オーティスであった。彼は復讐のため、弟の暗殺に関わっていた捜査官たちを暗殺していく。

特別捜査官のトラヴィスは、FBIの腕利き捜査官ドナたちと協力して、事件の真相を追う。オーティスの凶行を阻止し、殺された仲間の仇を討つことになる。

キャスト 編集

特別捜査官
国際犯罪組織の首領。「ピカソ・トリガー」のコードネームで呼ばれている二重スパイ。
  • ミゲル・オーティス - ロドリゴ・オブレゴン
犯罪組織のボス。報復のため、次々とFBI捜査官たちを襲う。

公開 編集

本作は、1988年2月に米国で公開された。その後、1992年3月18日、フィリピンにて『Secret Agent 7』とタイトルを変更したうえで劇場公開された[1]

参照 編集

出典 編集

  1. ^ “Opens Today”. Manila Standard (Kamahalan Publishing Corp.): p. 14. (1992年3月18日). https://news.google.com/newspapers?nid=8cBNEdFwSQkC&dat=19920318&printsec=frontpage&hl=en 2020年11月4日閲覧. "James Bond 007 Is Out Of Service [-] Now Get Ready For Secret Agent 7" 

外部リンク 編集