ピーザ・ムラ
ピーザ・クレステンスン・ムラ(Peder Christensen Møller 1877年2月28日 - 1940年7月1日)は、デンマークのヴァイオリニスト、音楽教師。現在はオアドロプ墓地で眠りについている。
ピーザ・ムラ Peder Møller | |
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生誕 |
1877年2月28日 デンマーク ブラナスリウ |
死没 |
1940年7月1日(63歳没) デンマーク コペンハーゲン |
ジャンル | クラシック |
職業 | クラリネット奏者 |
ヴァイオリン演奏
編集ムラはカール・ニールセンのヴァイオリン協奏曲に霊感を与え、ムラの誕生日であった1912年2月28日に交響曲第3番と同時に同作を初演した。さらにオスロ、ストックホルム、パリ、ベルリンやその他の場所でも独奏パートを担当している[1]。彼のまばゆいばかりの技術がレパートリーの中に地位を築くことを助けた。
また、ピアノのアウネス・エーズラ、チェロのルイ・イェンスンと共にアウネス・エーズラ・トリオで室内楽奏者として活動することもあった。
教育
編集ムラはパリで15年暮らした後、1910年にデンマーク王立管弦楽団に入団した。
またデンマーク音楽アカデミーで教鞭を執っており、同校でヴァイオリンを教えたデンマークの作曲家であるクヌーズオーエ・リスエアの最初の作品、弦楽四重奏曲第1番は1919年にピーザ・ムラ四重奏団によって初演された[2]。
奨学基金
編集ムラの死後、ピーザ・ムラ室内音楽記念基金(Kammermusikus Peder Møllers Mindefond)が創設され、ムラの誕生日を記念して1944年2月28日に500クローネを授与している。
出典
編集- ^ Elly Bruunshuus Petersen, "Carl Nielsen: Concertos", Carl Nielsen Edition Archived 2010-04-09 at the Wayback Machine., Royal Danish Library. Retrieved 20 January 2011.
- ^ “An up-and-coming composer”. Det Virtuelle Musikbibliotek (DVM). 27 Oct 2010閲覧。
関連文献
編集- Holger Jerrild, "Hos Peder Møller", s. 96-104 i: Gads Danske Magasin, 1932.