コンスタンティノス・リプス修道院聖堂（現ファナリ・イサ・ジャミィ） ja:イスタンブール

貴族コンスタンティノポリス・リプスによって創建された修道院教会堂。北教会堂と南教会堂が融合する。
北教会堂は内接十字型平面で、特に4円柱式と呼ばれる形式。小規模だが、中央部にひとつと四隅の祭壇室の合計5つのドームを持ち、側廊には身廊部への採光のための大窓などが設置されていた。当時は内部も大理石で装飾され、献堂式には皇帝レオーン6世も出席した。
南教会堂は13世紀の創建で、皇帝ミハイル8世妃テオドラによって開設された。内部は円蓋式バシリカに近い形式で、墓龕が設置されていることから彼女の一族の礼拝堂として建設されたことが分かる。

2005年12月　投稿者撮影

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