フィッツクラレンス

姓 (FitzClarence)

フィッツクラレンス: FitzClarence; 「クラレンスの子」の意) は、イギリスの王族であったクラレンス公爵ウィリアム王子(後のイギリス王ウィリアム4世)が愛妾ドロシー・ジョーダンとの間にもうけた庶子たちの姓。

クラレンス公爵は10人の庶子全員にフィッツクラレンス姓を名乗らせた。即位後の1831年に長男のジョージマンスター伯爵へ叙している。マンスター伯爵家の男系は2000年に第7代マンスター伯爵アンソニー・フィッツクラレンスが死去したことによって断絶した。他に三男フレデリック卿と五男オーガスタス卿にも子供がいたが、こちらの男系子孫も既に断えており、現在ウィリアム4世の血を引きフィッツクラレンス姓を名乗っている人物はいない。

系譜 編集