フェアモント・オーキッド・ホテル

フェアモント・オーキッド・ホテル英語: Fairmont Orchid Hotel)はアメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島西海岸のマウラナニ・リゾートにあるホテルである。このリゾート全体は東急グループが開発して、ホテルのみは現在未来アセット金融グループの所有になっている。

フェアモント・オーキッド・ホテル(2014年)
フェアモント・オーキッド・ホテルの池の夜景(2006年)
地図
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概要 編集

フェアモント・オーキッド・ホテルはアメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島コハラ地区マウラナニ・リゾート(Mauna Lani Resort)にあるホテルである。ハワイ島の西海岸に新しく開発された大型ホテル群(南から北へ、コナ地区シェラトンケアホウキングカメハメハ・コナビーチ・ホテルフォーシーズンズホテルカウプレフ、コハラ地区のヒルトンワイコロアビーチ、フェアモント・オーキッド・ホテル、マウナケア・ビーチ・ホテル Mauna Kea Beach Hotel by Prince Hotel)の中で、一番北の方に位置する。

このホテルが面しているケアワイキ湾(Keawaiki Bay)の歴史は、遺跡、溶岩層、埋葬地から洞窟複合体に至るまでの小道に保存されている。この地域を最初1920年代に開発したのは、フランシス・ハイド・イイ・ブラウン(Francis Hyde ʻĪʻī Brown、1892–1976)で、彼はしばしば「ハワイ王国最後の酋長」と呼ばれている。ブラウンはカメハメハ一族の子孫であり、有名なゴルフ選手で、後に政治家に転じた。

1972年、ブラウンはこのエリアを東急グループに売却し、カラフイプアア(Kalahuipua'a)と呼ばれるこの場所は「マウナラニ・リゾート」として開発された[1]。マウナラニは、このコハラ地域で見える5つの大火山(ハワイ島のマウナケア山マウナロア山フアラライ山コハラ山地、およびマウイ島ハレアカラ山)に敬意を表して「天に達する山」を意味する。1990年には、このリゾートは540の豪華な客室、スパー、10,000平方フィート(930平方メートル)の汽水を持つリゾートとなった。リゾート全体はすでに東急グループの手を離れていたが、2015年にはフェアモント・オーキッド・ホテルをアジア最大の独立系金融サービス会社の1つである韓国未来アセット金融グループが投資して買収した[2]

参照項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯19度57分03秒 西経155度51分35秒 / 北緯19.9507度 西経155.8597度 / 19.9507; -155.8597