フランク・ゼーン(Frank Zane, 1942年6月28日-)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州キングストン出身の、1960年代末から1980年代前半に活躍したボディビルダー

来歴 編集

治安の悪い炭鉱の町であったキングストンに生を受けたゼーンは喧嘩に明け暮れる幼少期を送った。

14歳の頃にボディビルと出会い、平日には家で、休日には家から30kmの道のりをヒッチハイクで移動した先にあったジムでトレーニングを行った。

最初父親はボディビルに反対であったが、一生懸命トレーニングするゼーンを見て後に応援するようになった。

ウィルクス大学英語版卒業後、フロリダ州で数学と化学の教師として勤務。

1961年にボディビルデビュー。1977年から1979年にかけてミスター・オリンピアを3連覇。

1980年にはプールで転倒した際の大怪我でミスター・オリンピア4連覇を逃している。

1983年には自転車事故で肩を負傷。この年を最後に引退。

引退後もボディビル普及に取り組んでいる。

人物 編集

筋量が足りずに実績に恵まれなかった若手時代、ボディビルダーのジョー・ウイダーのアドバイスを受け高重量トレーニングを始めた。