ブガン満文:ᠪᡠᡤᠠᠨ, 転写:Bugan, 漢語・繁:布干または布罕)はウラナラ氏、初代ウラ国主ブヤンの長子で、第二代国主。在位中はブヤンの政策を踏襲し、ハダ部に従属しつつ近隣諸部衛所との和睦に努めた。[1]

ブガンには上から順に布丹、満泰、布占泰の三子があり、死後は次子・満泰が国主の地位を承継した。ウラ国滅亡後、満泰と布占泰の子孫は正白旗に、布丹の子孫は鑲白旗に隷属し、また布丹の孫・尼堪は戦功により二等子爵を授与された。この外、ブガンの娘・滹奈は清太祖ヌルハチの弟・舒爾哈斉に嫁ぎ、ジルガランを産み儲けた。

脚註・参照元 編集

  1. ^ 赵, 东升; 宋, 占荣 (1992). 乌拉国简史. 中共永吉县委史办公室. pp. 21,141 

参照文献・史料 編集

  • 愛新覚羅・弘昼『八旗滿洲氏族通譜』
  • 赵东升, 宋占荣『乌拉国简史』中共永吉县委史办公室(1992)(中国語)