ブリストル プリエ モノプレーン

ブリストル プリエ モノプレーン (Bristol Prier monoplane)は、1911年にピエール・プリエ(Pierre Prier)の設計で、ブリストル飛行機が製作した航空機である。多くの単座型、複座型のモデルが作られた。高翼で張線構造で、全動式尾翼を持ち、ロール方向の操縦はたわみ翼によってなされた。多くの機体は練習機、競技機として使われ、何機かは軍用に用いられた。2機の複座型がトルコ政府に購入され、複座型の1機はブルガリア政府に購入され、1912年9月に引き渡された。バルカン戦争の間にロンドンの新聞社のハーバート・ウィルキンスを載せて飛行し、映画を撮るのに用いられた。

Bristol Prier monoplane

スペック (P-1) 編集

  • 全長: 7.47 m
  • 全幅: 9.2 m
  • 全高: 2.97 m
  • 全備重量: 372 kg
  • エンジン: ノーム 50 hp (37 kW)
  • 最大速度: 109 km/h
  • 乗員: 1名

脚注 編集