ブレダPG(Breda PG、イタリア語:Presa Gas、「ガス作動式」の意)は、イタリアブレダ社が製造した自動小銃である。

ブレダPG
Breda PG
種類 半自動小銃
原開発国 イタリア
開発史
開発者 セスティーリオ・フィオリーニ
(Sestilio Fiorini)
開発期間 1931年
製造業者 ブレダ社
製造期間 1935年
諸元
弾丸 6.5×52mmマンリッヒャー-カルカノ弾
7×57mmモーゼル弾
発射速度 600 RPM
装填方式 20連発箱型弾倉
テンプレートを表示

PGは、装弾数20発の弾倉を備えたガス圧作動式ライフルであり、イタリア政府が試用したのち、コスタリカ政府に売却された。イタリア向けモデルは半自動のみで、6.5×52mmマンリッヒャー-カルカノ弾仕様であったが、コスタリカ向けは7x57mmモーゼル弾仕様となり、4連バースト・リミッターを備えた自動発射モードを備えていた。このことから、PGは世界で初めてバースト発射機能を備えた自動小銃とされる[1][2]

約400丁がコスタリカに供給され、残りは特殊部隊で使用された[1]

参考文献 編集

  1. ^ McCollum (2017年8月11日). “Costa Rican Breda PG: The First Burst-Fire Rifle”. Forgotten Weapons. Forgotten Weapons. 2018年9月26日閲覧。
  2. ^ McCollum (2017年8月11日). “Breda PG Photos”. Forgotten Weapons. Forgotten Weapons. 2018年9月26日閲覧。

外部リンク 編集