プロジェクト‐ノート:鉄道/その他/路線と車両の記事名の付け方

最新のコメント:17 年前 | トピック:路線と車両の記事名について | 投稿者:矢口

路線と車両の記事名について

現在、路線は現在の、車両は運用開始時の企業名を先頭に付ける方針のため、たとえば、東京地下鉄関係の記事では東京地下鉄銀座線営団01系電車という不自然な状態になっています。Wikipedia:記事名の付け方の一般的な指針では「正式な名称を使うこと」とされていますから、「銀座線」「01系」としたほうがよいのではないでしょうか。

それが一般的に使われていないということであれば、比較的よく使われている「東京メトロ銀座線」「東京メトロ01系」。さらに、先頭に付ける企業名も正式名称にするのであれば、「東京地下鉄銀座線」(現在と同じ)、「東京地下鉄01系」とする手もあるかもしれません。

いずれにしても正式でも一般的でもない記事名にするというのはやめた方が良いと思うのですが、いかがでしょうか。--矢口 2007年2月26日 (月) 14:50 (UTC)返信

はじめまして。
たしかに、鉄道事業者が改組したり名称が変わった場合には、おっしゃるような車両名称と事業者名が異なる「ねじれ現象」が発生します。営団以外にもJRで運行されている車両に「国鉄」の名称を冠した記事は多数あります。
ただし、ここで考えていただきたいのは、ウィキペディアは「現代の鉄道事典」ではなく「百科事典」であるということです。物事を見る場合は、現代の視点のみでなく、長いスパンで考えることをおすすめします。たとえば、今でこそ「営団」時代に作られた車両が通称「東京メトロ」を走っているわけですが、いずれそれらの車両は淘汰されていき、過去の車両となります。そのときに、記事名称は「営団01系」か「東京地下鉄01系」か、どちらが正解であるのかを考えれば自ずと答えは出てくると思いますよ。--ikaxer 2007年2月27日 (火) 00:43 (UTC)返信
はじめまして、コメントありがとうございます。
たしかに、車両だけ見れば営団でも良いかもしれません。「営団が一般的でない」は撤回します。
しかし、路線と車両は東京地下鉄が所有する設備であるという意味で同じわけです。その点から、冠するとすれば、同じ会社名を冠した方がよいと思うのですが、いかがでしょうか。--矢口 2007年2月27日 (火) 13:40 (UTC)返信
路線はほぼ永続的に使われますが、車両は高々数十年で間違いなく廃車になります。この決定的な差があるので、路線と車両に同じ基準を当てはめるのは不可能だろうと思います。また、車両を現在所有する鉄道会社名にするということは、国鉄485系電車は「JR東日本485系電車」「JR西日本485系電車」等に分割するのですか?それはあまりに不毛なことに思います。豊橋鉄道1800系電車とは訳が違います。--しゃっふる。 2007年2月27日 (火) 18:11 (UTC)返信
コメントありがとうございます。
使用が見込まれる年数によって、なぜ社名が変わるのか、もう少し具体的に教えていただけますか。
また、国鉄485系電車についてですが、1つの記事が適切であれば、現在の社名を冠するために分割までする必要は無いでしょう。分割があまりに不毛とも思いませんが…。--矢口 2007年2月28日 (水) 11:40 (UTC)返信

インデント戻させていただきます。ご指摘の点について述べさせていただきます。

路線の場合、永続的に使用されることが基本です。廃止になったり未成に終わったりすることが例外的と考えられます。記事が存在する路線は、基本的に現在存在するわけです。ですから、記事名の命名基準として、「現在所属している鉄道事業者名」という基準が絶対的な強さを持つでしょう。

それに対して、車両は、いつかは必ず廃車になる物です。「現在所属している鉄道事業者」が存在する車両と、しない車両とが混在します。そのような対象を統一的に記述したいと思ったとき、基準としては、「登場時の事業者名に統一」「最も活躍した時期の事業者名に統一」「現在の事業者名に統一。ない場合は(違う物にする余地もあるが)廃車時の事業者名」といったあたりが考えられるでしょうか。2番目は決定が面倒なので論外として、1番を取るか3番を取るか。3番目は確かに「現在使用されている名称」という点で強さがありますし、路線との統一感は取れるでしょう。しかしそれ以前に、現役と廃車とで別々の基準となること、国鉄という巨大な例外が生まれること、という点で、そもそも車両記事どうしの統一感が怪しくなるでしょう。それに対し、登場時の所属という基準は、そのような曖昧な点が生まれない上、その車両の投入を計画し、スペックを設計した(であろう)事業者名を冠することになるという点で、車両のことをよりよく説明できるというメリットすらあるのではないかと私は思っています。

以上のように考えた結果、私は、路線と車両の不統一はやむをえないことなのではないかと思いました。--しゃっふる。 2007年3月1日 (木) 03:49 (UTC)返信

この議論とは少々外れることではありますが、項目が巨大になりすぎた場合、鉄道車両記事をいくつかに分割するのはありではないかと考えています。その方法として、国鉄分割民営化を境にして、例えば国鉄○○系電車、JR××○○系電車、JR△△○○系電車…に区分するというやり方です。これにより、JR承継後に各会社で行なわれた動きについて、分かりやすく整理をすることができるようになると考えます。自分としては非常に遺憾に思っていたのですが、改造車が形式番号順に記述されてしまい、前後関係や改造目的が不明瞭になりがちなのを是正できるのではないでしょうか。あくまで、記事の肥大化に対する例外的な対策ということで、大きすぎる記事の分割を考えてもいいかもしれません。具体的な例としては、国鉄103系電車国鉄113系電車国鉄115系電車国鉄485系電車等があげられようと思いますが、あくまで記事個別に合意を形成してからということで。--Kone 2007年3月1日 (木) 08:45 (UTC)返信
しゃっふる。さん詳しい説明ありがとうございます。
指摘いただいた現在の事業者名を冠する場合の問題点ですが、1つ目の“現役と廃車とで別々の基準となること”については、廃車時の事業者名にするのであれば、基準が異なるといっても廃車時に以前からの事業者名を変更しないだけですから、車両記事同士の整合性は取れます。
2つ目の“国鉄という巨大な例外が生まれること”については、JRという総称もありますし、路線もJRを例外としていますからそれほど問題ないでしょう。
一方現在の事業者名を冠するとして、同じ事業者の設備である路線と統一できること以外に、現在を基準に書かれた本文との一致すること、東京地下鉄ではないのですが形式が変わった住宅・都市整備公団9000形電車や事業者名の略称が変わった京急1000形電車 (初代)など記事名に入る現在を基準とした名称と一致すること、この2つの利点があるように思います。--矢口 2007年3月1日 (木) 12:24 (UTC)返信
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