プロジェクト:アウトリーチ/図書館総合展2022/紹介/12ウィキペディアタウン@北杜

ウィキペディアタウン@北杜は、山梨県北杜市で初めて開催されたウィキペディアタウンである。北杜市図書館のイベントとして2019年より毎年1回場所を変えて開催している。

ウィキペディアサロン2022関連企画

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無し

企画概要

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ウィキペディアタウン@北杜
初開催時期
2019年10月20日
最新開催時期
2022年10月1日
開催地
山梨県北杜市 北杜市図書館
参加人数(募集人数)
各回10名
参加者
高校生〜一般
参加費
なし

企画内容

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企画のねらい

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  • まち歩きをし、身近にある町の魅力(歴史的建造物、文化財や特産物など)を知る。
  • 地域に住んでいる人でも、普段気にも留めない事象を再発見する。
  • 北杜市のウィキペディアの記事を作成することで、八ヶ岳南麓にある北杜市を多くの人に知ってもらう。

当日の日程

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スケジュール
9:30~16:30(午前中-町歩き、午後-記事執筆)
ガイダンス
主催者あいさつ(約5分)、ウィキペディア解説(約30分)、成果発表(約10分)、講評(約20分)
ウィキペディア編集時間
約3時間00分

編集題材

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第1回 2019年10月20日 金田一春彦記念図書館

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第2回 2020年11月28日 小淵沢図書館

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第3回 2021年5月15日 ながさか図書館

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第4回 2022年10月1日 ライブラリーはくしゅう

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運営体制

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主催者
北杜市図書館
(担当者連絡先)細田恵子(小淵沢図書館)、高野裕子(金田一春彦記念図書館)
協力者
日向良和先生(都留文科大学)、丸山直也さん(山梨県立図書館)、北杜市学術課
運営スタッフ
図書館職員(2〜6人)
ウィキペディア講習担当
さかおりさん
準備物
プロジェクター、Wi-Fi、延長コード、ホワイトボード、ノートパソコン、デジタルカメラ、スマートフォン、参考文献、メモ用紙
その他
 2020年、2021年はファシリテーターとして漱石の猫さん、かんたさんにご参加いただいた。

企画実施の背景

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  • 図書館が貴重な郷土資料を所蔵していることは、利用者に周知されていない現状がある。これらの資料を活用し、記事を作成するイベントは良い機会だと感じた。

実施後の影響 あるいは 展望

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  • 担当館の郷土資料を活用するイベントは、職員にとっては自館の資料を確認・見直す良い機会となっている。
  • 「ウィキペディアタウン」を知らない人たちに参加してもらい、開催に協力してもらうのは実際のところ難しい。しかし、体験することでウィキペディアに対する理解も深まり、イベントに参加した人・関わった人みんなが満足感を味わえるイベントとなっている。
  • 参加者が地域情報を発信することで、地域活性化の一面を担うことができるのではと感じている。
  • マッピングパーティーとウィキペディアタウンを同時に行うオープンデータソンも開催してみたい。
  • 市内にウィキペディアタウンの活動団体ができることを期待している。

企画の課題 あるいは 後進へのアドバイス

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  • パソコン操作に慣れた若い人と町の歴史に興味のある大人との異年齢の交流を期待したが、参加者は60代前後がほとんどで、学生の参加が少なかったのが残念だった。
  • 1回だけの体験だけでは、その後自分で追記していくことは難しいので、今後その部分をフォローすることを考えたい。

参考情報

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  • 山梨日日新聞 2020年12月9日 p19 「地域史ネット事典に 小淵沢図書館 住民が書き込み」
  • 八ヶ岳ジャーナル 2020年12月16日 p4 「文化財の記事執筆 市民がネット辞典に掲載」
  • 山梨日日新聞 2021年5月25日 p19 「住民 地域の歴史調査 北杜2図書館 ネットに書き込み」
  • 八ヶ岳ジャーナル 2021年6月1日 p7 「ネット辞書体験」
  • 週刊ほくとニュース 2022年10月15日〜10月21日放送 「ウィキペディアタウン@北杜inはくしゅう」