プロジェクト:アウトリーチ/図書館総合展2022/紹介/2ウィキペディアタウンin瀬戸内市
ウィキペディアサロン2022関連企画
編集無し
企画概要
編集企画内容
編集企画のねらい
編集- 「もちより・みつけ・わけあう広場」としての図書館づくりのひとつとして、市民のみなさんと瀬戸内市の情報を作っていくプロジェクトを始めたい(第1回)。
- 市民のみなさんと一緒に、瀬戸内市の魅力を世界に発信したい(第2回)
第1回
編集当日の日程
編集- スケジュール
- 13時30分~15時30分
- ガイダンス
- 主催者あいさつ、講師の岡本真氏のウィキペディア解説など約1時間。
- ウィキペディア編集時間
- 約2時間。約3人ずつのテーブルごとに1台か2台のiPadが配られ、数人で共有してWikipedaを編集した。画集、書籍、新聞記事などの文献が準備された。会場のIPアドレスがブロックされていてアカウントを作成できない参加者もおり、また回線速度の問題からWikimedia Commonsに画像がアップロードできなかった。まちあるきを行わずに会場内で完結するウィキペディアタウンである。
編集題材
編集- 加筆編集項目 – 佐竹徳。牛窓町出身の洋画家。イベント開始時には約1100バイトのスタブだったが、イベント終了時には約2100バイトとなり、数日後には参加者の加筆によって約4700バイトとなった。瀬戸内市が運営する写真共有サイト「せとうちデジタルフォトマップ」から顔写真がWikimedia Commonsにアップロードされ、Wikipedia記事にも追加された。
第2回
編集当日の日程
編集- スケジュール
- 13時30分~15時30分
- ガイダンス
- 主催者あいさつ、講師の岡本真氏のウィキペディア解説など約1時間。
- ウィキペディア編集時間
- 約1時間。会場全体で約10台のiPadが準備されたが、数台のiPadからはWikipediaにアクセスできない(フィルタリング?)不具合があった。地元の参加者は主に既存部分の修正を(教育長の名前の更新、祭礼の名称の修正、幼稚園の休園の反映、瀬戸内市立図書館へのリンク追加など)、他地域からの参加者は文章や出典の加筆を(出身有名人/ゆかりの有名人の追加、新市名候補への出典の追加、マスコットの記述の追加など)行った。まちあるきを行わずに会場内で完結するウィキペディアタウンである。
編集題材
編集第3回
編集当日の日程
編集- 13時30分~15時30分
- ガイダンス
- 主催者あいさつ、講師の岡本真氏のウィキペディア解説など約1時間。
- ウィキペディア編集時間
- 約1時間。大きな題材として「朝鮮通信使」に焦点をあて、岡山県内外から約15名が編集に参加した。
- イベントチラシ [1]
編集題材
編集運営体制
編集- 主催者
- 瀬戸内市民図書館もみわ広場
- (担当者連絡先)0869-24-8900 村上(館長)
- 協力者
- Asturio Cantabrio さん、Araisyoheiさん、Miya.mさん
- 運営スタッフ
- 図書館職員3名(館長、地域資料担当2名)
- ウィキペディア講習担当
- 利用者:Arg.editor(総務省情報化アドバイザー、アカデミック・リソース・ガイド社代表 岡本真) - 第1回・第2回・第3回
- 準備物
- Wi-Fiアクセスポイント、タブレット、(ノートPCの持参呼びかけも)、地域資料各種
- その他
企画実施の背景
編集・地域の歴史文化、郷土資料を次代に伝え残すため、「デジタルアーカイブ」の構築を準備している。その充実と活用のため。(第1回)
実施後の影響 あるいは 展望
編集・市民がWikipediaの編集を実際にやってみたことは、よい経験になった。
企画の課題 あるいは 後進へのアドバイス
編集瀬戸内市では、図書館内で文献調査し、編集する企画のみ実施した。まちあるき自体の人気は高いが、まちあるきを含めたイベントにするには、図書館職員だけでは人手不足で実施が困難だと考えている。隣接する公民館や、図書館友の会との共催などが必要と思われる。
参考情報
編集- ウィキペディアタウン in 瀬戸内市を振り返る 振り返ればロバがいる、2016年5月28日(第1回の参加者レポート)
- ウィキペディアタウンin瀬戸内市 第2弾に参加する 振り返ればロバがいる、2017年2月27日(第2回の参加者レポート)
- 「岡山・瀬戸内市で「ウィキペディアタウン」 正しい情報を世界に発信」岡山経済新聞、2018年3月14日(第3回を報じる記事)