ベントレー・4リットル
ベントレー・4リットルはベントレーが1931年[1][2]から製造した乗用自動車である。
ベントレー・8リットルがまさにそれまでのベントレーそのものでありその集大成と言えるべき存在だったのに対し、このモデルは苦しくなった経営を背景に吸気OHV、排気サイドバルブと大幅にグレードダウンされていた。内径φ85mm×行程115mm[1][2]の水冷直列6気筒[1][2]で排気量は3,913cc、最高出力は120hp[1][2]に留まった。
コストダウンの努力にもかかわらずベントレーは数台を生産したところで倒産し、ロールス・ロイス傘下に入ることになった[1]。1934年までロールス・ロイス傘下で生産が継続され、総生産台数は50台[2]。
出典
編集参考文献
編集- 『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』ネコ・パブリッシング ISBN 4-87366-166-8