ホンダ・EA型エンジン(ホンダ・EAがたエンジン)は、本田技研工業製造されていた軽自動車用の4サイクル直列2気筒ガソリンエンジンである。

ホンダ・EA型エンジン
製造期間 1971年 - 1974年
タイプ 直列2気筒 空冷 4サイクル
排気量 356cc
内径x行程 67.0mm x 50.6mm
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機構 編集

空冷直列2気筒N360E/LN360E型の後継エンジンとして登場。吸排気バルブは吸/排気とも1個で、タイミングベルト駆動されるが、日本国内で最初にタイミングベルトを採用したエンジンである。エンジンの一次振動を打ち消すためにチェーン駆動された2本のバランサーシャフトを組み合わせている。

市販ガソリンの低鉛化の対応として、バルブシートに耐熱焼結材を使用している。

歴史 編集

バリエーション 編集

シングルキャブレター仕様
  • 弁機構:SOHC ベルト駆動 吸気1 排気1
  • 燃料供給装置形式:キャブレター
  • 参考スペック(SA ライフ)
    • 最高出力:23kW(31PS)/8,500rpm
    • 最大トルク:29N·m(3.0kgf·m)/6,500rpm
    • 圧縮比:8.8
デュアルキャブレター仕様
  • 弁機構:SOHC ベルト駆動 吸気1 排気1
  • 燃料供給装置形式:キャブレター(CVデュアルキャブレター
  • 参考スペック(SA ライフTWIN)
    • 最高出力:26kW(36PS)/9,000rpm
    • 最大トルク:31N·m(3.2kgf·m)/7,000rpm
    • 圧縮比:9.0

搭載車種 編集

シングルキャブレター仕様
デュアルキャブレター仕様
  • ライフ(SA)
  • Z(SA)

脚注 編集


関連項目 編集

外部リンク 編集