ボゴタ植物園

コロンビアの植物園

ボゴタ植物園(ボゴタしょくぶつえん、Botánico de Bogotá)は、コロンビアの首都ボゴタにある植物園。 国内最大の植物園であり、コロンビアの多彩な植生を再現している。面積は約20ha。都心立地で、ボゴタ市民の憩いの場となっている。学術機関としても機能しており、大学の研究者の利用が多い。公式名称には著名な植物学者ホセ・セレスティーノ・ムティスの名を冠する[1]

園内の池
熱帯温室
遊歩道
ヤシの木

歴史 編集

1937年、コロンビア国立大学の植物学者エンリケ・アルベラエスは、大学に植物園を開園すべく上層部に働きかけたが、戦争や政治的混乱のため予算を確保できなかった。その後ボゴタ市はアルベラスの提案を受け入れ、市有地を彼に提供した。1955年開園。

施設 編集

ボゴタ植物園の特色となっているのは、アンデス山脈高山植物アマゾン熱帯雨林を再現した温室である[2][3]

脚注 編集

  1. ^ Jardín Botánico José Celestino Mutis”. BGCI. 2022年10月29日閲覧。
  2. ^ José Celestino Mutis Botanical Garden”. 2013年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月29日閲覧。
  3. ^ The Bogota Botanical Garden, Magical Place to Discover Colombia’s Vegetation”. 2013年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月29日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集