ボスカ天文台(Observatorium Bosscha、Bosscha Observatory)は、インドネシアで最も古い天文台で、ジャワ島バンドンの北15 kmの場所、東経107度36分、南緯6度49分にある。海抜1,310 mの場所にある。

ボスカ天文台

地図
運営者 バンドン工科大学
コード 299
所在地 Lembang, West Java, Indonesia
座標 南緯6度49分28秒 東経107度36分56秒 / 南緯6.82444度 東経107.61556度 / -6.82444; 107.61556
標高 1,310 m (4,296 ft)
開設 1923
ウェブサイト Bosscha at ITB
望遠鏡
ツァイス望遠鏡60 cm Double Refractor
シュミット"Bima Sakti"望遠鏡71.12cm シュミットリフレクター
The Bamberg Refractor37 cm Refractor
The Cassegrain GOTOカセグレン
The Unitron RefractorRefractor
コモンズ ウィキメディア・コモンズ
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ボスカ天文台は1920年代にオランダ領インド天文学会(NSIB:Nederlandsch-Indische Sterrenkundige Vereeniging)によって建設が進められ、Malabarの茶のプランテーション経営者Karel Albert Rudolf Bosschaが資金を寄付したので、ボスカ天文台と名づけられた。

建設は1923年に開始され、1928年に完成した。第二次世界大戦中は日本のインドネシア占領によって、日本の天文学者、宮地政司らによって観測が続けられた。1951年に天文台の運営はインドネシア政府に移され、1959年バンドン工科大学(ITB:Institut Teknologi Bandung)の施設となり、インドネシアの天文学研究、教育に対して重要な役割を担ってきた。