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ポチテカ: Pochteca)は、アステカに存在した交易者。武装した隊商による長距離交易を行い、アステカの中心部であるメキシコ高地から、低地にあるプトゥン人交易港であるシカランコ英語版や、カカオ産地のソコヌスコなどへ旅をした。

フィレンツェ絵文書英語版に描かれたポチテカ

ポチテカは、地域市場の小売人とは異なり世襲制のギルドを組織し、メシコの首都テノチティトランや商都トラテロルコを中心に12のギルドが存在した。集団内部でも職務が分かれており、アステカの領外で活動する者、奴隷を扱う者、領主たちの財を交換する者などがいた。異国の情報を集めるための諜報活動を行う者もおり、彼らが危害をこうむると戦争の口実とされた。こうしてポチテカはアステカによる征服を後押しした。

交易では貴重品を扱い、飲食や貨幣に用いるカカオ、装飾に用いるケツァールをはじめとする鳥の羽根、ジャガーの皮、金、トルコ石、翡翠、琥珀などの貴金属や宝石などがある。会員がギルド内で昇進するには、仲間の商人を招いて宴会を主催することが義務となっていた。戦士などと並んで、チョコレート飲料をはじめとするカカオの消費を許された階級でもあった。

出典・参考文献編集

関連項目編集

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