マムマムツォツォウ語:ma’mumamco 中国語:馬姆馬麼奏)は、台湾ツォウ族に伝わる怪獣。人間の眼ばかりを食べる。

概要 編集

マムマムツォは峻険な岩場に住んでおり、人間の眼ばかりを食べる。マムマムツォの居住地に踏み入った族人、またマムマムツォに出会った族人は全てそれに眼を食べられる。それゆえ、マムマムツォの本当の姿を人々は知らない[1]

文化 編集

ツォウ族の文化の中では、例えばマムマムツォが住んでいる危険な地域に近づいてはならないと族人に警告するなど、マムマムツォの伝説は幾つかの具体的な生活観念と禁忌も生み出している[2]

脚注 編集

  1. ^ 浦忠成. “阿里山鄒族神話樹”. 原住民民族學院. 東華大學. 2020年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月閲覧。
  2. ^ 巴蘇亞‧博伊哲努(浦忠成). 臺灣鄒族的風土神話 アーカイブ 2020年6月24日 - ウェイバックマシン. 台灣(Taiwan): 臺原. 1993年. ISBN 9579261377 .

関連項目 編集