メモル (ラテン語: Memor 262年ごろ没) は、ローマ帝国の人物。ガッリエヌスに対し反乱を起こした。

メモル
在位期間
262年
先代 ガッリエヌス
次代 ガッリエヌス

死亡 262年ごろ
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人物 編集

メモルは北アフリカのローマ帝国の役人で、エジプトからローマへの食料供給に従事していた。マクリアヌス家の帝位請求反乱が失敗に終わったのち、ガッリエヌスは将軍アウレリウス・テオドトゥスをエジプトに派遣した。テオドトゥスは反乱を扇動していたルキウス・ムッシウス・アエミリアヌスを破り[1]、また反乱の準備をしていたメモルも殺害した。

脚注 編集

  1. ^ Bray, John Jefferson (1997). Gallienus : a study in reformist and sexual politics. Kent Town, S. Aust.: Wakefield Press. ISBN 1862543372

参考文献 編集