ヤン・ヘンドリック・ヴァイセンブルフ
オランダの画家
ヤン・ヘンドリック・ヴァイセンブルフ（Jan Hendrik Weissenbruchまたは Hendrik Johannes Weissenbruch、1824年6月19日[1] - 1903年3月24日[2]）はオランダの画家である。「ハーグ派」の画家の一人で水彩画を得意とした。
| ヤン・ヘンドリック・ヴァイセンブルフ Jan Hendrik Weissenbruch | |
|---|---|
 ヨゼフ・イスラエルスによる肖像画 | |
| 誕生日 | 1824年6月19日 |
| 出生地 | オランダ、デン・ハーグ |
| 死没年 | 1903年3月24日 |
| 死没地 | オランダ、デン・ハーグ |
略歴 編集
デン・ハーグで生まれた。料理人で料理店主の父親はアマチュア画家で、美術収集家としてアンドレアス・スヘルフハウトやバルトロメウス・ファン・ホーフェの作品を収集していた。いとこに画家となったヤン・ヴァイセンブルフ(Jan Weissenbruch: 1822-1880)[3]や ウィレム・ルーロフス(1822-1897がいた。
16歳になった時、Johannes Lowという画家から絵を学び、1842年からハーグの王立美術学校の夜間クラスでバルトロメウス・ファン・ホーフェに学んだ。在学中にヨハネス・ボスボームやサルモン・フェルヴェール(Salomon Verveer)とハーグの王立劇場(Koninklijke Schouwburg)での舞台美術の仕事をした。
1847年にはウィレム・ルーロフスらと、美術家集団の「プルクリ・スタジオ」の創立メンバーとなった。プルクリ・スタジオでは後にフランスのバルビゾン派の影響を受けた画家たちが集まるようになり、「ハーグ派」と呼ばれる美術家グループが形成されるようになる。
ヴァイセンブルフはオランダ黄金時代の風景画家のスタイルを学んだ画家のアンドレアス・スヘルフハウトから影響を受けた風景画を描いたが、1880年代以降そのスタイルから離れるようになり、その時代の作品を多くの評論家によって評価されている。
作品 編集
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ハールレムの風景(1845/1848) -
Geestbrugの風景 (1868) -
Schiedam近くの風車 (1873) -
海岸の風景(1887) -
自宅の物置からの風景(1888) -
室内 (1895)
脚注 編集
- ^ geboorteakte
- ^ overlijdensakte
- ^ “Jan Weissenbruch”. RKD. 2015年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月9日閲覧。
参考文献 編集
- Sillevis, John & Tabak, Anne. The Hague School Book, Waanders Uitgegevers, Zwolle (2004), pp. 229–237
- Leeuw, Ronald de; Sillervis, John and Dumas, Charles (1983): The Hague School: Dutch Masters of the Nineteenth Century, Weidenfeld and Nicolson, London, ISBN 978-0-297-78219-3.
- Wright, Christopher (1980): Paintings in Dutch museum, Philip Wilson Publishers Liumited, London, ISBN 978-9-029-01303-1
- Denninger-Schreuder, Carole (2003): Schilders van Laren, Thoth - Uitgeverij, ISBN 978-9-068-68327-1.
- Koenraads, Jan P. (1985): Laren en zijn Schilders, Boekhandel Juli Kluvers, ISBN 978-9-071-16002-8.
- De Bodt, Saskia and Sellink, Manfred. Nineteenth Century Dutch Watercolors and Drawings, Museum Boijmans Van Beuningen, Rot
- Haagse Gemeentemuseum, De Haagse School Boek, ISBN 90-6730-052-7. Rotterdam, 1998.