ヨアン・M・ルイス

英国の人類学者(1930-2014)

ヨアン・M・ルイスIoan M.Lewis1930年1月30日 - 2014年3月14日[1])は、元ロンドン大学人類学教授[2]

グラスゴー大学で化学を学んだのち、オクスフォード大学で人類学を学ぶ。シャーマニズムにおいて憑依ポゼッションを重視し、ソマリアで遊牧民のフィールド調査を行ったことにより1969年博士号を取得した[2]1969年からロンドン・スクール・オブ・エコノミクスロンドン大学人類学教授国際アフリカ研究所英語版の諮問委員も務める[3]。1969年から1974年にかけては王立人類学研究所の機関紙の編集主任を務める[2]

著作 編集

  • Ecstatic Religion: An Anthropological Study of Spirit Possession and Shamanism 1971年、邦題は『エクスタシーの人類学 憑依とシャーマニズム』 ISBN 9784588001536
  • 『社会人類学の展望』 1976年
  • 『ソマリランドの現代史』 1979年
  • 『シンボルと精神』 1982年

脚注 編集

  1. ^ IOAN MYRDDIN LEWIS, 1930–2014” (英語). JSTOR. 2024年1月24日閲覧。
  2. ^ a b c 『エクスタシーの人類学 憑依とシャーマニズム』 見返しの著者紹介より
  3. ^ www.infibeam.com