リップル・ローナイ・ヨージェフ
ハンガリーの画家
リップル・ローナイ・ヨージェフ(József Rippl-Rónai、1861年5月23日- 1927年11月25日)は、ハンガリーの画家。ナビ派に属し、同国における代表的なモダン芸術家の一人である。
リップル・ローナイ・ヨージェフ József Rippl-Rónai | |
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生誕 |
1861年5月23日 ハンガリー |
国籍 |
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著名な実績 | 絵画 |
略歴編集
1861年、ハンガリー西部のカポシュヴァールに生まれる。ハイスクール卒業後、首都ブダペストに移住し、薬学の学位を取得。その後、絵画を学ぶためドイツのミュンヘンを旅する。2年後、助成金を得てフランスに渡り、ハンガリーで最も著名な写実主義の画家ムンカーチ・ミハーイの下で学ぶ。1888年、ナビ派(Les Nabis)のメンバーに加わり、「The Inn at Pont-Aven」や「My Grandmother」などいくつかの代表作を制作した。
ハンガリーに帰国後は装飾的作品やデザインに注力し、アンドラーシ宮殿の家具や、エルンスト美術館のステンドグラスをプロデュースした。1911~1913年にフランクフルト、ミュンヘン、ウィーンで行われた展覧会は著しい成功を収めた。1927年、母国ハンガリーで死去[1][2]。
主要な作品編集
Woman with Three Girls (1909) Brooklyn Museum
脚注編集
- ^ Budapest Aukcio
- ^ Horváth János. Rippl-Rónai. p. 9