リーガン・マクニール

『エクソシスト』の架空の人物

リーガン・テリーザ・マクニールRegan Teresa MacNeil)は、1971年の小説『エクソシスト英語版』と1973年のその映画化作品、1977年の映画『エクソシスト2』、さらに2016-2017年のテレビドラマ『エクソシスト』の第1シーズンに登場する架空の人物である。映画2作品ではリンダ・ブレア、テレビドラマではジーナ・デイヴィスにより演じられた。

リーガン・マクニール
Regan MacNeil
エクソシスト英語版』のキャラクター
初登場エクソシスト英語版』 (1971年)
作者 ウィリアム・ピーター・ブラッティ
リンダ・ブレア (映画)
リディア・ウィルソン英語版 (BBCラジオ)
エミリー・イェッター (舞台劇)
クレア・ルイーズ・コノリー (舞台劇)
スザンナ・エッジレイ (舞台劇)
ジーナ・デイヴィス (成人、テレビドラマ)
ソフィー・サッチャー英語版 (若年期、テレビドラマ)
詳細情報
別名 アンジェラ・ランス
性別 女性
家族 クリス・マクニール
(母)
配偶者 ヘンリー・ランス
子供 キャサリン・"カット"・ランス
(娘)
ケイシー・ランス
(娘)
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
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キャラクター

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リーガン・マクニールは女優のクリス・マクニール(エレン・バースティン)の12歳の娘である。リーガンは母の過酷なスケジュールと両親が離婚協議中であるという事実の板挟みになっている(父はヨーロッパに滞在しており、映画には登場しない)。彼女の名前はウィリアム・シェイクスピアの『リア王』の同名キャラクター英語版にちなんで付けられている。

リーガンは内気で自信が無い性格と説明されており、攻撃的な行動は彼女の性質ではない。彼女は母に対して献身的であり、粘土で動物を作って母への贈り物をし、毎朝台所のテーブルにバラを置く。クリスは良い母になろうと決意し、休日はずっとリーガンと過ごす。クリスは無神論者であるためにリーガンに宗教について教えないが、秘書のシャロン・スペンサー(キティ・ウィン英語版)がクリスの承諾無しにリーガンにキリスト教の一般的な考え方を教えている。

クリスはリーガンを熟知しているにもかかわらず、彼女に起こる奇妙な変化が神経学的なものではないと理解するのに時間がかかった。憑依という考えを受け入れたクリスはデミアン・カラス英語版神父(ジェイソン・ミラー)に相談し、悪魔祓いのためにリーガンを診断するように懇願する。当初懐疑的だったカラスも徐々に彼女が古代の悪魔パズズ英語版に取り憑かれていることを確信し、ついには悪魔祓いを依頼する。

カラスとランカスター・メリン英語版神父(マックス・フォン・シドー)は悪魔祓いを行い、自らの命を犠牲にしながらもパズズを倒すことに成功する。リーガンは憑依された記憶を失い、その後すぐにクリスは引っ越しを決意する。引っ越しの日、ダイアー神父(ウィリアム・オマリー英語版)が彼女らの家を訪れるとリーガンは彼の襟カラーを見た後に抱きしめ、完全に記憶を失っていないことが示唆される。

『エクソシスト』の事件から4年後を描いた続編映画『エクソシスト2』ではリーガンは16歳になっており、ニューヨークに住み、精神科の治療を受けている。リーガンはワシントンD.C.での窮状については何も覚えていないと主張し、一方で精神科医は彼女の記憶は単に埋もれているか抑圧されているだけだと考えている。物語が進むにつれ、リーガンにはサイキック・ヒーリングの能力があることが明らかとなる(これが以前に悪魔が彼女を襲った理由である)。

エクソシスト3』の企画でカロルコ・ピクチャーズは成長したリーガンが憑依された双子を産むというアイデアを持っていたが、断念され、代わりにブラッティの小説『Legion』に物語は変更された。

リーガンはテレビドラマ『エクソシスト』に登場する。成人となった彼女は悪魔から逃れるために名前をアンジェラ・ランスAngela Rance)に変えるが、再び悪魔に見つかって家族を襲われ、次女のケイシーが憑依される。彼女はケイシーの命を救うために、再び自身に憑依する契約をパズズと交わす。憑依したパズズは母のクリスを殺害する。リーガンはトマス・オルテガ司祭とマーカス・キーン司祭の助けを借りて再び悪魔を心身から祓う力を得るが、悪魔は彼女の背骨を折ることで報復して半身不随にする[1]

2020年12月、『エクソシスト』のリブートブラムハウス・プロダクションズから製作されることが発表された。2021年7月、映画第1作の直接的な続編3部作が企画中であることが明らかとなった。エレン・バースティンはクリス・マクニール役の再演が決まったが、一方でリンダ・ブレアはTwitterでリーガン・マクニール役の再演の連絡は受けていないと書き込んだ。彼女は「今のところ、私の参加や役柄の再演についての話し合いはありません。『エクソシスト』と私の役柄に対するファンの忠誠心と情熱には感謝しています」と述べた[2]

キャスティング

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映画

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女優・コメディアンのエイプリル・ウィンチェル英語版腎盂腎炎を発症して入院し、最終的に候補から外されるまでこの役を真剣に検討していたと述べている[3]パメリン・ファーディン英語版も候補に挙がっていたが、プロデューサーは彼女の知名度がありすぎると考えていた[4]デニス・ニッカーソン英語版もまた検討されていたが、映画の脚本を読んだ彼女の両親が拒否した。

テレビドラマ

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テレビドラマ『エクソシスト』ではジーナ・デイヴィスがリーガンを演じた。

ポップカルチャーでの引用

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  • テレビドラマ『スーパーナチュラル』第2シーズン第7話「容疑者」で復讐に燃える霊から景観を助ける刑事役でリンダ・ブレアがゲスト出演する。エピソードの最後でディーン・ウィンチェスター英語版は豆のスープを欲しがる彼女のキャラクターに見覚えがあるとコメントする。
  • 2001年のコメディ・ホラー映画『最'新'絶叫計画』ではそのプロローグでリーガンとパズズのキャラクターがアンディ・リクタージェームズ・ウッズが演じるカラス神父とメリン神父のパロディによって行われる風刺的な悪魔祓いでパロディ化されている[5]
  • 2004年のフラッシュゲーム『The Maze』(別題『The Scary Maze Game』)ではパズズに憑依されたリーガンの顔の画像が最終レベルのスクリーマーとして使われている。

参考文献

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  1. ^ “The Exorcist Season 1 Episode 5 Review: Through My Most Grievous Fault”. TV Fanatic. (2016年10月21日). http://www.tvfanatic.com/2016/10/the-exorcist-season-1-episode-5-review-through-my-most-grievous/ 2016年10月22日閲覧。 
  2. ^ Millican, Josh (2021年7月27日). “Linda Blair Has NOT Been Contacted About Returning for the New EXORCIST Trilogy "As of Now"”. Bloody Disgusting. 2021年7月27日閲覧。
  3. ^ 5 things you don't know about April Winchell, Mr. KABC Radio Show audio archive, accessed February 8, 2007
  4. ^ "Among Ferdin's disappointments was losing the role of Regan MacNeil in the 1973 movie, The Exorcist to Linda Blair." Bob Leszczak, The Odd Couple on Stage and Screen (McFarland, 2014).
  5. ^ Raymond, Adam K. (2013年4月15日). “Every Movie 'Spoofed' in the Scary Movie Franchise” (英語). Vulture. 2021年1月17日閲覧。