ルシア・ミーダ
アメリカ合衆国の女子プロゴルファー
ルシア・グエツ・ミーダ（1887年8月4日 – 1952年4月）は、イリノイ州シカゴ出身のアメリカ合衆国の女子プロゴルファー。リー・ミーダ夫人、ルイーズ・ミーダとしても知られた。1930年、後にLPGAによってメジャー選手権として遡って認定された女子ウェスタンオープンで優勝。ミーダは当時の経験豊富な強豪であった。
| Lucia Mida | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 名前 | ルシア・ミーダ |
| 生年月日 |
1887年8月4日 アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ |
| 没年月日 |
1952年4月 アメリカ合衆国 |
| 身長 | 157センチメートル (5.15 ft) |
| 配偶者 | リー・W・ミーダ |
| 経歴 | |
| プロ転向 | 1931年 (?) |
| 引退 | 1950年代 (?) |
| 以前のツアー | LPGAツアー |
| LPGAメジャー選手権最高成績 (優勝: 1勝) | |
| 女子ウェスタン | 優勝: 1930年 |
来歴 編集
イリノイ州シカゴで出生名ヘドウィグ・ルイーズ・E・グエツとして、ドイツ人移民の父アウグスト・グエツと母クララ・フリードリッヒのもとに生まれる[1][2]。リーは彼女の夫の名前で、妻や未亡人は習慣的に夫の名前を「夫人」と共に使用していたため、彼女の時代に従って追加されている。夫は1909年にシカゴのゴルフチャンピオンとなり、彼女自身のゴルフのキャリアの道も切り開いた。
1930年の女子ウェスタンオープン以前にも、1923年の女子ウエスタンアマチュアに優勝している[3]。また、1929年と1930年のフロリダ州ゴルフ協会女子アマチュアマッチプレー選手権にも勝利した[4]。この大会はフロリダの居住者以外への出場の道を閉ざしたため、フロリダに永住したくないという彼女の意思により、1931年以降はタイトルの防衛断念を余儀なくされた[4]。
ミーダは1930年のイギリスとの国際試合に出場するためにヨーロッパを訪れたチームの1員で、これはカーティスカップに向けての前哨戦であった[5]。
メジャー選手権 編集
優勝 (1回) 編集
| 年 | 選手権 | 優勝スコア | 2位の選手 |
|---|---|---|---|
| 1930年 | 女子ウェスタンオープン | 6 & 5 | ジューン・ビーブ (アマ)
|
脚注 編集
- ^ Cook County, Illinois, Birth Certificates Index, 1871-1922
- ^ 1900 United States Federal Census
- ^ “Sport: Women's Western”. Time. (1924-06-30) 2022年2月26日閲覧。.
- ^ a b “Mrs. Lee Mida Wins State Golf Tourney”. Associated Press. Sarasota Herald. (1930年3月23日). p. 12 2022年2月26日閲覧。
- ^ Orcutt, Maureen (2010年6月4日). “From the Golf Journal Archives - The Curtis Cup – a Preliminary Skirmish”. USGA Museum. 2010年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月26日閲覧。