レモ・キャピタニ1927年12月19日 - 2014年2月14日)は、1960年代から映画出演するイタリアの助演男優。マカロニ・ウエスタンではレイ・オコーナーの変名を用いた。片仮名ではレモ・キャピターニと表記されることもある。

レモ・キャピタニ
Remo Capitani
2013年5月
生誕 (1927-12-19) 1927年12月19日
イタリア ローマ
死没 2014年2月14日(2014-02-14)(86歳)
イタリア ローマ
別名 Ray O'Connor
Ray O'Conner
職業 俳優
活動期間 1966年–1979年
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俳優としての特徴

大部屋俳優的なポジションで、夥しい数のアクション映画に出演し、クレジットに名の出ないことも少なくなかった。そのフィルモグラフィーの全貌の把握は難しい。また、マカロニ・ウエスタンへの出演は数多いが、スペインでロケされたものよりもチネチッタやエリオスといったイタリア国内で撮影されたローマン・ウエスタンが特に多い。

マカロニウエスタン全盛期の生き字引として

1998年にはマカロニ・ウエスタンを回顧するドキュメンタリー映画『アメリカ・イン・ローマ』(未ソフト化)では、グリエルモ・スポレティーニジョヴァンニ・チャンフリーリアなどともに当時を振り返っている。また、21世紀に入ってマカロニ・ウエスタンdvdの発売ラッシュが現象化すると、日本国外での発売ソフトの映像特典インタビューに度々登場したが、2014年に死去した。

フィルモグラフィ

『真昼の一匹狼』『五匹の用心棒』『バンディドス』(以上1966)『殴りこみ兄弟』『血斗のジャンゴ』『新・夕陽のガンマン/復讐の旅』『待つなジャンゴ引き金を引け!』(未/テレビ放映)『さすらいのデスペラード』(未/dvd)『チャマンゴ』(未ソフト化)『ジャンゴの息子』(未ソフト化)『最後の殺し屋ジャンゴ』(未ソフト化)『カウボーイ野郎』(未ソフト化)(以上1967)『荒野の三悪党』『野獣暁に死す』『暁のガンマン』(未/テレビ放映)『サルタナ』(未ソフト化)『復讐には復讐を』(未ソフト化)(以上1968)『チャック・ムール』(未ソフト化)『バスタード・ジャンゴ』(未/dvd)(以上1969)『花と夕日とライフルと…風来坊』『クラウス・キンスキー/ザ・ビースト』(未/ビデオ)『コルトを持ったゲンコツ野郎』(未ソフト化)(以上1970)『新・さすらいの用心棒/ベン&チャーリー』(未/テレビ放映)『復讐のガンマン/ジャンゴ』(未/テレビ放映)(1971)『西部の悪ガキ』(未ソフト化)(1974)『カランボラ2』(未ソフト化)ほか多数。

外部リンク 編集