ローウェル天文台(ローウェルてんもんだい、Lowell Observatory)は、パーシヴァル・ローウェルによって1894年に設立されたアリゾナ州フラッグスタッフにある天文台である。

マースヒルズの The Clark Telescope Dome

2つの施設に9台の望遠鏡が設置されている。マースヒルズの施設には歴史的記念物に指定されている61cm屈折望遠鏡が設置され、一般公開されており、研究用には用いられていない。61cm屈折望遠鏡は1896年に$20,000の費用をかけてアルヴァン・クラークによってボストンで製造され、アリゾナまで列車で運ばれた。もう一つの施設アンダーソン・メサには4台の望遠鏡があり、1.8mパーキンス望遠鏡はボストン大学と共同使用されている。パーキンス望遠鏡は1961年にパーキンス天文台から移設された。その他1.1mホール望遠鏡、NPOI(Navy Prototype Optical Interferometer)がある。また、2009年の観測開始を目指してディスカバリーチャンネルと共同でディスカバリーチャンネル望遠鏡の建設を行っている。

有名なローウェル天文台での発見 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯35度12分10秒 西経111度39分52秒 / 北緯35.20278度 西経111.66444度 / 35.20278; -111.66444