ワルツ第5番(ワルツだいごばん)変イ長調作品42は、フレデリック・ショパン1840年に作曲したピアノ独奏曲で、同年に出版された。献呈先はない。『大円舞曲』(Grand Valse)として知られている。

ワルツ第5番
作品42
ピアノ譜表紙
ジャンル ピアノ独奏曲(ワルツ
作曲者 フレデリック・ショパン
作曲時期 1840年

概説

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最初のテーマ

ロンド形式、または複合三部形式。初版にはテンポの指定がないが、校訂版ではヴィヴァーチェが多く採用されている。序奏は変ホ音のトリル。左手がワルツリズムを遅れて付ける。主題は左手4分の3拍子と右手8分の6拍子の巧みな組み合わせ(クロスリズム)で、次に右手の華やかなパッセージが後を追う。コーダではアッチェレランドで次第にテンポを上げ、両手ユニゾンにより華々しく終結する。

外部リンク

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