一宮銀行(いちのみやぎんこう)は、明治期から大正期の私立銀行で、愛知県中島郡一宮町(現一宮市)に設立。

1881年(明治14年)に、愛知県中島郡一宮町を本店に設立。1913年(大正2年)に営業困難に陥り6週間の臨時休業を実施。1915年(大正4年)に本店及び南出張所を愛知銀行東海銀行の前身の一つ)に譲渡、犬山支店を犬山銀行に譲渡し歴史の幕を閉じた。

沿革

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  • 1881年(明治14年)10月27日:設立
  • 1881年(明治14年)11月5日:開業
  • 1893年(明治26年)12月29日:株式会社組織に変更、資本金を20万円に増資
  • 1913年(大正2年):臨時休業6週間、減資などで整理し営業再開
  • 1915年(大正4年)5月10日:愛知銀行と犬山銀行に営業譲渡
  • 1915年(大正4年)5月31日:解散


営業譲渡時の店舗等

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  • 本店
愛知県中島郡一宮町大字一宮544番戸
  • 資本金:15万円(全額払込済)
  • 頭取:土川弥七郎


参考文献

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  • 東海銀行行史編纂委員編纂 『東海銀行史』 東海銀行、1961年、21頁。