上荘町
日本の兵庫県加古川市の広域地名
（上荘村から転送）
上荘町（かみそうちょう）は、兵庫県加古川市の地域である。本項ではかつて同地域に所在した上荘村（かみそうむら）についても述べる。
| 上荘町 かみそうちょう | |
|---|---|
| 国 |
 日本 |
| 地方 | 近畿地方 |
| 都道府県 | 兵庫県 |
| 自治体 | 加古川市 |
| 旧自治体 | 上荘村 |
| 面積 |
11.13km² |
| 世帯数 |
1,743世帯 |
| 総人口 |
4,837人 （推計人口、2014年1月1日現在） |
| 人口密度 |
434.59人/km² |
| 隣接地区 |
平荘町・八幡村 小野市 |
| 特記事項：人口のうち、男：2,333人、女：2,504人 | |
概要 編集
上荘町国包で撮影
上荘町薬栗で撮影
上荘町は、加古川市の北西に位置する。大字に上荘町白沢、上荘町井ノ口、上荘町国包、上荘町見土呂、上荘町都台、上荘町都染、上荘町薬栗、上荘町小野がある。大部分は加古川の西岸に位置するが、上荘町国包のみ東岸に位置する。上荘町は、平荘村の上流に位置する事から名付けられた。上荘町井ノ口に、日本ローイング協会の公認コースB級の認定を受け、国体などの全国大会の開催も可能な加古川市立漕艇センターがある[1]。
歴史 編集
| かみそうむら 上荘村 | |
|---|---|
| 廃止日 | 1955年（昭和30年）4月1日 |
| 廃止理由 |
編入合併 印南郡上荘村、平荘村、加古郡八幡村 → 加古川市 |
| 現在の自治体 | 加古川市 |
| 廃止時点のデータ | |
| 国 |
日本 |
| 地方 | 近畿地方 |
| 都道府県 | 兵庫県 |
| 郡 | 印南郡 |
| 市町村コード | なし（導入前に廃止） |
| 総人口 |
3,924人 （国勢調査、1950年） |
| 隣接自治体 | 加古川市、小野市、印南郡平荘村、加古郡八幡村 |
| 上荘村役場 | |
| 所在地 | 兵庫県印南郡上荘村見土呂[2] |
| 座標 | 北緯34度48分48.6秒 東経134度55分11.8秒 / 北緯34.813500度 東経134.919944度 |
| ウィキプロジェクト | |
年表 編集
交通 編集
- 鉄道
- JR西日本加古川線厄神駅がある。
- バス
- 神姫バス
- 道路
- 兵庫県道18号加古川小野線
- 兵庫県道20号加古川三田線
- 兵庫県道65号神戸加古川姫路線
- 兵庫県道207号厄神停車場線
- 兵庫県道375号平荘市場線
-
兵庫県道65号神戸加古川姫路線
上荘町小野で撮影 -
兵庫県道18号加古川小野線
上荘町国包で撮影 -
兵庫県道20号加古川三田線
上荘町国包で撮影
教育 編集
- 義務教育学校
- 加古川市立義務教育学校 両荘みらい学園
- 特別支援学校
- 加古川市立加古川養護学校
観光施設 編集
- 見土呂フルーツパーク
- みとろ観光果樹園
- 加古川温泉
郵便局 編集
- 上荘簡易郵便局
- 国包郵便局
公共施設 編集
- 加古川市中央消防署両荘分署
登録文化財 編集
- 国登録文化財
- 旧大西家住宅 - 江戸時代、綿花栽培で豪農となった大西家の9代目甚一平の別宅として1918年（大正7年）に完成した。現在料亭として営業中。2009年（平成21年）4月28日登録[4]
- みとろ苑庭園 - 2007年（平成19年）7月16日登録[4]
- 加古川市指定文化財
寺社 編集
- 寺院[6]
- 常楽寺 - 高野山真言宗の寺院。山号は日光山。本尊、薬師如来。播磨八薬師霊場の2番札所。
- 教泉寺 - 浄土真宗本願寺派の寺院。本尊、阿弥陀如来。1580年（天正8年）3月開基。
- 長慶寺 - 曹洞宗の寺院。山号は賀祥山。本尊、釈迦牟尼如来。1645年（正保2年）開基。
- 神社[7]
- 上之庄神社 - 村社。祭神は天照大神など。
関連項目 編集
脚注 編集
参考文献 編集
- 角川書店『角川日本地名大辞典 兵庫県』（初版第1刷）、1988年9月。ISBN 978-4040012803。
- 兵庫県印南郡『増訂印南郡誌』 前編兵庫県印南郡曽根町、1916年。2013年12月27日閲覧。
外部リンク 編集
- 加古川市立漕艇センター - ウェイバックマシン（2009年7月9日アーカイブ分）
- 加古川市