上陽賦〜運命の王妃〜』(じょうようふ うんめいのおうひ、原題:中国語: 上阳赋)は、2021年の中国のテレビドラマ。製作は2018年。

概要 編集

架空の古代中国を舞台とした史劇風時代劇。映画にしか出演していなかった女優チャン・ツィイーの初の連続ドラマ出演作である。原作は寐語者(メイユージョー)の小説『帝王業』。全68話。

あらすじ 編集

皇室は腐敗し、貴族は浪費にあけくれ、民の生死は省みられない乱世。 王女の王儇(オウケン)(チャン・ツィイー演)と彼女の初恋の王子、子澹(シタン)(ヤン・ユニン)は幼なじみだったが、「お前を得る者は世界を制する」という予言がきっかけで、彼女は宮廷闘争と父親の駒になってゆく。 貧しい豫章王蕭綦(ジョウ・イーウェイ)と婚礼の夜、蕭綦は都から放逐される。王儇は恥をかかされたと気持ちが冷え切ってしまう。賀蘭王子(イェン・ホン)は王儇さらって蕭綦を探し出し報復しようとする。夫婦二人の因縁はついに愛をはぐくむ。王儇は蕭綦の、天下の民を守り天下泰平を願う気持ちに感動する。二人は王家と、謝家の二つ派閥の権力闘争や、太后(ワン・フェイ演)の罠により夫婦は生き別れになるが、 二人は苦難の末に再会し、反乱軍を一掃し、国境での賀蘭の反乱を鎮圧する。 反乱軍の将軍が反乱を起こしたとき、王儇は王位を奪うつもりのなかった子澹を北京から必死に護衛し、彼を安全に連れ帰った。 王儇は軍隊を率いて城を守り、死を免れ、最後に国境にしっかりと立ち、蕭は混戦を鎮め急いで戻った。 ようやく、夫と妻は手を取り合って新しい時代を作り、一緒に国の人々を守りぬいた。

出演 編集

スタッフ 編集

関連グッズ 編集

  • チャン・ツィイー主演『上陽賦〜運命の王妃〜』公式ガイドブック 上巻(ぴあMOOK、2022年3月31日)
  • チャン・ツィイー主演『上陽賦〜運命の王妃〜』公式ガイドブック 下巻(ぴあMOOK、2022年8月22日)

外部リンク 編集