中原由貴
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中原 由貴(なかはら ゆうき、1月25日[1] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団月組の男役スター。宝塚歌劇団時代の芸名は煌月 爽矢(あきづき・さや)[1]。
来歴編集
2004年、宝塚音楽学校入学。
2006年、宝塚歌劇団に92期生として入団[3]。入団時の成績は8番[4]。宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で煌月爽矢として初舞台[1][3]。その後、月組に配属[4][3]。
2013年、「ベルサイユのばら」で2度目の新人公演主演[5]。オスカルを演じ、新人公演を卒業[5][6]。
2016年2月14日、「舞音-MANON-/GOLDEN JAZZ」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[7]。
退団後は中原由貴と改名し、芸能活動を開始。
人物編集
芸名の由来は“煌”という漢字が大好きなので、それに似合う綺麗な漢字を選び、両親と考えた[2]。
月組公演「WEST SIDE STORY」を母に勧められて観劇し、男役の格好良さに憧れ、絶対男役になると音楽学校受験を決意[3]。宝塚に入ると決めた途端、それまで嫌々通っていたバレエのレッスンさえ好きになってしまった[3]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台編集
初舞台編集
- 2006年3 - 5月、宙組『NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-』(宝塚大劇場のみ)
月組時代編集
- 2006年7月、『暁のローマ/レ・ビジュー・ブリアン』(東京宝塚劇場のみ)
- 2007年1月、『パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス』新人公演:ドアマン(本役:流輝一斗)
- 2007年5月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
- 2007年8月、『MAHOROBA/マジシャンの憂鬱』
- 2008年1月、『ホフマン物語』(バウホール)ヘルマン/ウィルヘルム
- 2008年3月、『ME AND MY GIRL』
- 2008年9月、『グレート・ギャツビー』(日生劇場)
- 2008年11月、『夢の浮橋/Apasionado!!』新人公演:五の宮(本役:明日海りお)
- 2009年3月、『SAUDADE -Jにまつわる幾つかの所以-』(シアタードラマシティ・昭和女子大学人見記念講堂)エドゥアルド
- 2009年5月、『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』黒天使/新人公演:ルドルフ(本役:遼河はるひ・青樹泉・明日海りお)
- 2009年10月、『ラスト プレイ -祈りのように-/Heat on Beat!』新人公演:クリストファー(本役:龍真咲)
- 2010年2月、『紫子/Heat on Beat!』(中日劇場)遠野新八郎
- 2010年4月、『THE SCARLET PIMPERNEL』ベン/新人公演:アルマン・サン・ジュスト(本役:龍真咲・明日海りお)
- 2010年9月、『ジプシー男爵/Rhapsodic Moon』カイ/新人公演:パリ(本役:龍真咲)
- 2011年1月、『Dancing Heroes!(ダンシング ヒーローズ)』(バウホール)
- 2011年3月、『バラの国の王子/ONE -私が愛したものは…-』ヤマセミ/新人公演:野獣(王子)(本役:霧矢大夢) 新人公演初主演[3]
- 2011年7月、『アルジェの男/Dance Romanesque』ルネ/新人公演:ミッシェル(本役:青樹泉)
- 2011年11月、『我が愛は山の彼方に/Dance Romanesque』(全国ツアー)高麗軍
- 2012年2月、『エドワード8世-王冠を賭けた恋-/Misty Station -霧の終着駅-』ケント公ジョージ、新人公演:ガイ・バージェス(本役:龍真咲)
- 2012年6月、『ロミオとジュリエット』愛/新人公演:ティボルト(本役:龍真咲・明日海りお)
- 2012年10月、『愛するには短すぎる/Heat on Beat!』(全国ツアー)デイブ・キャシディ
- 2013年1月、『ベルサイユのばら -オスカルとアンドレ編-』ロセロワ/ミッシェル、新人公演:オスカル(本役:龍真咲・明日海りお) 新人公演主演[5]
- 2013年5月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場)ランベスキング、郵便配達の男
- 2013年7月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-/Fantastic Energy!』ウイリアム・ロッジ
- 2013年11月、『THE MERRY WIDOW』(シアタードラマシティ・東京特別)カスカーダ子爵
- 2014年1月、『風と共に去りぬ』(梅田芸術劇場)フランク・ケネディ
- 2014年3月、『宝塚をどり』/『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』エド四等航海士/『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
- 2014年7月、『宝塚をどり』/『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』エド四等航海士/『TAKARAZUKA 花詩集100!!』(博多座)
- 2014年9月、『PUCK(パック)』スナッグ/『CRYSTAL TAKARAZUKA -イメージの結晶-』
- 2015年2月、『風と共に去りぬ』(中日劇場)フランク・ケネディ
- 2015年4月、『1789 -バスティーユの恋人たち-』ミシェル
- 2015年9月、愛希れいかミュージック・パフォーマンス『Wonder of Love』(宝塚ホテル/第一ホテル東京)
- 2015年11月、『舞音-MANON-』セルジュ・ルーシェ/『GOLDEN JAZZ』 退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な活動編集
脚注編集
出典編集
- ^ a b c d e f g 『宝塚おとめ 2015年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、55頁。ISBN 978-4-908135-33-0。
- ^ a b 『RISING STAR GUIDE 2013』阪急コミュニケーションズ,2013年,34~35ページ
- ^ a b c d e f g 初の女役はダンスで表現する『ロミオとジュリエット』の「愛」ウィズたからづか。
- ^ a b 『宝塚歌劇100周年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ,2014年4月,118ページ,全生徒紹介 第92期生
- ^ a b c オスカル役の煌月「頭の中真っ白」デイリースポーツ。
- ^ 宝塚友の会 会員様限定特別イベント 新人公演ステージトーク#97『ベルサイユのばら』-オスカルとアンドレ編-「煌月爽矢・鳳月杏」タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 『2016年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、77頁。ISBN 978-4-86649-005-2。
外部リンク編集
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