中谷 和夫(なかたに かずお、1936年1月 - 2020年5月24日[1])は、日本の心理学者東京大学名誉教授。

経歴

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1959年東大文学部心理学科卒、1966年同大学院博士課程中退、京都大学教養部助教授、東大文学部教授、1976年「心理学における数学的方法の基礎 パターン知覚過程の情報処理モデル・モーメントロンの提案」で文学博士、1996年定年退官、専修大学教授、2006年退職。数学的方法を用いた知覚心理学が専門。

著書

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  • 線形数学 新曜社 1977年4月 (社会科学・行動科学のための数学入門)
  • 多変量解析 新曜社 1978年10月 (社会科学・行動科学のための数学入門)

翻訳

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  • システム論的連想記憶 情報工学・心理学のために T.コホネン サイエンス社 1980年10月

論文

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脚注

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  1. ^ 訃報 『ニュース専修』2020年7月号(第595号) 2020年7月15日

参考

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  • 中谷和夫教授 履歴・業績『専修人文論集』2006-03