丸茂鉱
1983年頃発見された新鉱物
丸茂鉱(まるもこう、 Marumoite)は、1983年頃、東京大学の鉱物学者、小沢徹と竹内慶夫によって、スイスのレーゲンバッハ(Legenbach)から発見された新鉱物で[1]、1998年に国際鉱物学連合により承認された。化学組成はPb32As40S92。単斜晶系。東京工業大学の鉱物学者 丸茂文幸の、硫塩鉱物の結晶構造解析への貢献をたたえて命名された。日本では、富山大学の鉱床学者、清水正明などにより、青森県の奥戸(オコッペ)鉱山からの産出が報告されている[2]。
脚注 編集
関連項目 編集
参考文献 編集
- 小澤 徹「新鉱物丸茂鉱に関連して」、東京大学理学部広報、第10巻、1号、17頁、1998年。
外部リンク 編集