二ノ瀬 泰徳(にのせ やすのり、本名は同じ、3月21日 - )は、日本漫画家。男性。エロティックなファンタジー漫画を得意とし、とくに触手責めにこだわりを見せる。

概要 編集

5歳の頃から触手を巡る性的な妄想に明け暮れ、もはや「好きとかそういうレベルではない」「触手に関してだけは譲れない」と語る。中学生の頃から触手と拷問のエロイラストを描き溜め、それを女性に見られて引かれた事もあるという。高校時代はクラスメートの8割が女生徒という環境で男の目を気にしない女性の姿に幻滅し、現実の女性を嫌悪するようになった。現実そのものも嫌いであるためファンタジー漫画しか描けず、2002年に『チャンピオンRED』(秋田書店)が創刊された直後から持ち込みを始めて17作もの作品を持ち込み、2006年に『魔女の騎士』でデビューした[1]。本名でデビューしたことを後悔している[2]

略歴 編集

  • 2006年 - 『魔女の騎士』(チャンピオンRED第10回コミックオーディション準入選受賞)によりデビュー。

作品リスト 編集

  • 魔女の騎士(2006年、『チャンピオンRED』2006年9月号 - 2007年11月号、秋田書店、全1巻)
  • まじょろっか(2008年、『チャンピオンRED』4月号 読み切り作品)
  • 銃の花嫁-トリガースレイブ-(2008年、『チャンピオンRED』6月号 読み切り作品)
  • 絵画の剣帝-ヴァニタスエッジ-(2008年、『チャンピオンRED』10月号 読み切り作品)
  • 花の鉄拳-フラワーマイトブロウ-(2009年、『チャンピオンRED』4月号 読み切り作品)
  • 帝都闇花忌譚 病みうさぎ(2009年、『チャンピオンRED』11月号 読み切り作品)
  • 人間失格 壊(2010年、『チャンピオンRED』4月号 - 7月号、全1巻)
  • 人外探偵きりか(2010年、『チャンピオンRED いちご』VOL.23 読み切り作品)
  • 帝都闇花忌譚 マヨイガの魔女(ヘクセン)(2011年、『チャンピオンRED』6月号 読み切り作品)
  • 帝都闇花忌譚 天使の贈り物(トリート)(2011年、『チャンピオンRED いちご』VOL.28 読み切り作品)
  • 芸術クラスに男は僕しかいない。(2012年、『チャンピオンRED』2013年1月号 - 2016年6月号)

脚注 編集

  1. ^ 『チャンピオンRED』2008年1月号 676ページ 二ノ瀬泰徳インタビュー
  2. ^ 『魔女の騎士』単行本後書き

外部リンク 編集