人権規約施行監督連盟

台湾を拠点とするNGOの一つ

人権規約施行監督連盟(じんけんきやくしこうかんとくれんめい、英語: Covenants Watch Taiwan中国語: 人權公約施行監督聯盟)は、台湾・台北に拠点を置く非政府組織(NGO)である。団体名が長いため、通常は愛称を使用し、英語ではCW、中国語では人約盟(Rényuēméng)と称される。

人権規約施行監督連盟
Covenants Watch
団体種類 非政府組織(NGO)
設立 2009年12月10日 (2009-12-10)
所在地 中華民国の旗 台湾
台北市
活動内容 国際条約の台湾における実施状況の監督、政策提言、情報発信、調査研究
ウェブサイト www.en.covenantswatch.org.tw
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CWは、2009年4月の台湾法務部による「国際人権規約施行法(中国語: 兩公約施行法)」の制定を受けて、同年の世界人権デーである12月10日に創設された。

活動内容 編集

台湾における活動 編集

CWの主要な活動は、台湾政府による国際人権条約の実施を監督することにある。前述の「国際人権規約施行法」の制定を受け、当初は「兩公約施行監督聯盟」という名で設立され、職務内容も国際人権規約自由権規約および社会権規約)の台湾政府による国内実施の監督に特化したものだった。しかし、台湾政府による国際人権条約に関する施行法の相次ぐ制定に伴い、CWの活動領域も、国際人権規約から拡大し、現在の団体名称に変更後は、国際人権規約女子差別撤廃条約(CEDAW)、障害者権利条約(CRPD)、子どもの権利条約(CRC)の国内実施を監督している。

国連人権システムへの寄与 編集

CWは、台湾国内の活動のみならず、国際連合人権委員会における普遍的・定期的レビュー(UPR)にも寄与している。

外部リンク 編集